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東京湾の漁師 東京湾海人の日記

青混ぜ海苔の達人のブログです。

羽田国際空港

2006年02月28日 23時38分29秒 | Weblog

北東の風

今日は 朝 北風が強く みんな 出漁を見合わせていた。
ゆっくり 朝ご飯を食べ  「さて 出かけてみるか。」
私どもの船を係留している場所は もともと 小さな川が海に注いでいる場所で、いまでも 真水が流れ出ている。
その後 防潮堤が出来、水門が出来た。
小さな船は この中から 出入りする。
あとから 水門を出てきた船は いつも 私より早く出かける働き者の若い人なのですが ちょっとだけ 私のほうが 早く出かけることになった。
海から 赤い水門はよく目立つものです。


組合内で 羽田空港の 4番目の滑走路の建設について の説明会が行われた。
なんと 羽田国際空港 と述べた。
羽田は 国内専用かな と思っていたのだが 成田がぐずぐずしているので 国際線も飛ばそうというのだ。
どうやら 国際線の滑走路らしい。
報道が先行して 漁民に説明が遅れたようだ。というよりも説明を抜きに考えていたのかも知れない。
滑走路の埋め立てのみならず それによって 東京港の航路の 浚渫まで 付帯する。千葉県側の東京湾に 浚渫した土砂を埋めるのだそうだ。
いろいろ 問題が出そうだが 早く 着工したいらしい。
はたして 簡単にできるかな。

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木更津キャッツアイ

2006年02月27日 14時17分42秒 | Weblog

北東の風

今日は このセットが突然 無くなり もとの 下の写真に 戻っていました。
どうやら 撮影は終了した模様です。
ドラム缶 緑色の木 ちょうちんはもちろん 綺麗に片付けてありました。
若い女の子がきょろきょろ あたりを見回しています。


また もとの 静かな 海岸脇の小屋にかえりました。


土筆が 春を呼んでます。
もう 氷の張ることも無いのでしょう。
まだまだ 風が冷たく 時化になりました。
(いったい 漁師は いつ海に出るのだろうか。というほど 天候が不順です。
漁師殺すに刃物は要らぬ。風の3日も吹けばいい。といいました。)

 

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桜のつぼみ

2006年02月26日 22時19分02秒 | Weblog

北東の風

大雨にうたれて さくらのつぼみ。
まだまだ とっても 硬くて小さい。
この 桜が咲くまでは 海苔を 採り続けたい。
それにしても 強い雨が 降り続けている。


今日は 〆張り という 行事で この町内 20軒が 神社に集まった。
毎年 立春を過ぎると 集まるのだが 今日まで のびのびとなっていた。

〆縄と 同じである。
各家に悪霊が 入ってこないように 〆縄を めぐらす慣わしが この行事になったようだ。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~auto/SIMENAWA.html
にあるように この近辺で続けられている 風習だが珍しいようだ。
各家の入り口に 縄をめぐらしたのだが いろいろと不便な為 しめなわを たぐりこんで 家の入り口の脇に 置いたので こんな形となった。
藁を3本に左縄で 綯うのだ。
都合のいいことに 私は 左利きなので 左縄しかできない。
重宝されて 何人にも編んであげる。
芸術のように 綺麗に 作ることが 喜びであるが ほとんどの人が これにかこつけて この神社で 酒を酌み交わすことが 目的である。
ほとんど へべれけで 一人ずつ 家に送り届けると 日も暮れかかって 雨に打たれて ずぶぬれである。ほとんどの家がその家のお年寄りを出席させるので 私どもが 面倒を見る羽目となる。帰りの靴はほとんど よっぱらいが間違えてはいてしまうので でたらめ。同じ町内なので いつかは もとに戻るのです。
ま ほとんど いい加減にしないと 収まりがつかなくなる。
酔っ払いは 困りますね。
古風な行事で いつまで続くかと思うのですが、町内によっては そのの入り口にも 〆をはり、藁で作った、蛸とか、さいころとかまで飾って います。
まだまだ 続くと思います。

 

そうそう 我家では 米作りの第一歩の 籾のヌゲとりと塩水選をした。
時間的には 春が 訪れています。

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2006年02月25日 20時21分16秒 | Weblog

北東の風

海苔養殖日記

「出かけてみようか」
「あいよ」
ということで 海に出る。
結構な 波! 
「ベタが わからない!」
(注 ベタとは 沖合いの海苔養殖施設のこと。)
「どれ」
ほんとに ベタが無い。
というより 引き潮で 施設が沈下しているだけです。
でも これでは 海苔採りもできない。
しかたなく 支柱柵の海苔を少しとって 帰ってくる。
帰りも波をいっぱい浴びて 虹まで見える。

夕方になって やっと 穏かになった。
もっと 早く 凪てくれれば こんなに 苦労することはなかったのに。
ちなみに 空気は とっても湿っていて 夕日もいつもの赤さがでてこない。
なんだか つまらない色である。
この時間(午後4時)で 海には誰もいなくなった。
帰ろう。

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番猫

2006年02月24日 12時55分55秒 | Weblog

北東の風

懸命に しがみつくよう あまだれか

この 写真 なんだか わかりますか

雨を 表現しようと 考えていました。
水面に写る 雨とか 降っている雨。
どちらかというと 降ってからの雨です。
まだ 地上に落ちる前の瞬間。
ふるい トタン屋根から ポタリと落ちようとするあまだれに わびさび を感じます。

 
このとき まだ 雨は降っていません。
家のミーちゃん 傷だらけで 雨のなか かえってきました。
この時期になると 猫の世界は 大変そうです。
こうして コロンと家の番でもしていれば 他の猫にいじめられないですむのに。

時化なので 朝から テレビ
なんといっても 
荒川選手 おめでとう!
こんな時だけ とっても 愛国心が湧いてきます。
ほんとに よかったと こころから 思います。
明るい ニュースですね。

一般庶民が 公党のことを いうのは はばかられますが

もひとつ 民主党 いけませんね。
民主党の中で 事前に 話し合いが持たれないのですかね。
ちょっと 若すぎる感じです。
東大でようと 官僚になろうと もっと 実社会を つぶさに見てから 議員になればいいのにね と思う人が いっぱいいますよね。
私なんか 海苔一枚でいくら、アサリひとつぶで何銭。の世界で生活しています。その中で 辛いこと 楽しいこと 困ったこと 個人的なこと 対外的なこと いろんな出来事に遭遇して、対処してきて生きてきました。
個人の評価は その周りの人たちが 思うこと。自分でつくりあげるのではなく 他人が考えること。

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光る干潟

2006年02月23日 23時29分50秒 | Weblog
東の風

決して モノクロでは ありません。
普通のデジタルカラーなのですが モノトーンで いいでしょう。
干潟も 人も 船も 海も 皆モノトーンのなかで。
穏かな 雰囲気がでていますか?
のたりと 春の海です。

何日ぶりかで 朝日を見ることができた。
今日も東の空は 雲があって やっと 光る雲の感じですが。
やはり 太陽は明るい。
おだやかな 一日で ゆっくりと 仕事ができた。
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春近し!

2006年02月22日 19時39分19秒 | Weblog

南の風


雲が なかなか 切れてくれない。
東京は もう 晴れている。


サザンカは 季節はずれのような感じ。
そうそう 土筆も見つけた!

海苔養殖日記


船が ストップ。
なんだ?
大きな切り株が 船を止めている。
「船にあげろ」
「上がらない!」
とうとう 網が大きく切れてしまった。
この 真正面は川である。
いつも そこから いろんなものが流れてくる。
そのため 栄養塩も 補給されるのだが 反面
真水が大量に出てくるときもあり たまには
ビーバーが盛り上げたように木々を養殖施設に運んでくる。
恩恵もあるが この場所はいつもこんなである。

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2006年02月21日 18時37分31秒 | Weblog

北東の風

今日も寒い日である。
お日さまは 出てくれない。
寒いけど 仕事をしなければ。
つま先用カイロをつけて
とうとう 夕方まで くもが垂れ込めていた。
写真は 東京方面を望むところ。
アクアライン 東京タワー 海ほたる 風の塔なんか わかります?
もうすぐ 3月だというのに。


海苔養殖日記

出かけようとすると デンワ。
「時化だろう」
と富津の仲間。
「いや 今 出るとこ。」
「そうか 気をつけろよ。」
きっと 時化なら 遊ぼうと、思ったのかな。
倒れてから 息子が常に同乗するようになった。
「今日は頼むぞ。」
「任しとけ」
助手席に乗って 高見の見物。
波で沖合いまで とても行けない。
「親父頼む!」
「そうか」
この 海苔採りの作業はまったく 船の操船技術の上手いかどうかで 決まる。
風に流されるように操船すると採ることができない。
なかなか 目標に近づくことができない。
これでは 息子は無理である。
とうとう 最後まで採ってしまうと
「今日は時化だな。」
とっても 波が高く 気を抜いてハンドルを切ると転覆しそう。
帰ろう!

さて なんの 穴でしょうか。


沖合い 1キロほどです。
今度は カニさんの穴では ないですよ。
(ちいさな 粒粒の穴のことですよ。)

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マテガイ

2006年02月20日 13時07分25秒 | Weblog

北東の風
かろうじて 朝日は見えたのですが 
海苔採りから 上がる頃 とうとう泣き出した。


こうして マテガイが ニョキニョキ 出てくるのは 何故だろう。
寒いのか 雨のせいなのか。
マテガイは 砂の上に 潮を撒くと こんなふうに 飛び出るそうです。
でも いまだに 私は食べたことが無いのです。
美味しいらしいのですが。
この貝は このあたりでは カミソリガイと呼ばれています。
貝殻が 薄くて 手のひらなど 簡単に切れます。
もうひとつ この貝は酸欠に弱く 青潮などでは 真っ先に死んでしまう弱い貝なのです。

 

教えてください
3日前より このブログのアクセス数が跳ね上がっています。
gooのランキングに入っています。
でも ほんとは そんなわけないと思っております。
なんでか?

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水色のイソギンチャク

2006年02月19日 20時52分20秒 | Weblog

北東の風

今日も 北東の風で 沖合いがとっても 億劫な波が立っている。
ちょっと 沖合いにいて 昨日と同じく 干潟の漁場で 仕事をする。
今日も 海水がどんどん 引いている。
すぐに 海底が現れて 今までは 海中でしか見ることのできなかった、フジツボなども姿を見せた。


そして 見てください。
水中から撮りましたので 鮮明ではありませんが 水色のイソギンチャク。
ちょうど 海苔網の下にいました。

そういえば しばらく 海底なんか 忘れていました。
やっと 海底に目を向けることが できるようになりました。
こんなことしていると 海苔網の仕事がおろそかになりそうで。
でも こんなちっちゃな 生物を見つけるのに 心が ワクワクしてしまうのは 何故でしょう。

こうして 水温が上がるにつれて 生物が 活発に動くようになってゆくのです。

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