一年間 この海も そして皆さんも お世話になりました。
海苔は 食害対策を講じれば 採れるのかなという 実感をした年でした。
食害対策は 本格的には 昨年から行い 実績を上げてきました。
一昨年は まだ 確立されたものはなく 海苔網とか 刺し網を流用して
試験的に 行って来ましたが 今年は より良い 防御網が出来上がり
きちんと設置すれば ある程度 収穫はあります。
柵であれば 垂らすだけ
ベタにいたっては 水深の浅い漁場を開発して 功を奏しています。
新しい 金田型海苔養殖が 実を結ぶのか 来年が楽しみです。
朝 起きると 雲が北へ飛んでいました。
これだと 無理であろうと 見合わせると 北風になり
結局は 北西の季節風になりました。
あまりにも 天気予報が悪すぎました。
また 来年から 頑張りましょう。
ここ２日間 途中で 摘採船の操縦を代わります。
高速酸処理船に 一刻も早く 息子を乗せたいです。
昨日は 天気予報どおり 北風になって 作業は中断を余儀なくされ
無駄に 防御網を外したり セットしたりしました。
今日は 逆に 南の風の予報
でも 空はおとなしいので 今日は ちょっと 安心した気持ちで ゆっくりと
ただ 私が 午前中上がりなので なるべく 早く 防御網を閉めたいのです。
そういった いつも安心できない 海の仕事です。
ボタンの賭け違い
海苔取りが終わって 北風が吹いて来ました。
これ以上 作業は 無理なので 防御網を再セットを始めました。
波が高くなって 今年に入ってから始めて カッパのジッパーを上まで上げて
頭から波を浴びても 胸の中が濡れないように心がけて 作業を始めました。
私は息子に先んじて柵の防御網も閉じに行き そのまま 港に帰りました。
息子は 帰ってきません。
「凪たので 続きを始めている 波なんか無い。」と電話
また 駆けつけると 「俺は 忙しいから 後は頼む。」と帰っていった。
仕事は柵
なんと ついに 晩潮が動き出し 海苔網が 干上がりそうになりました。
ついに 春の兆しです。
午前中の会議が終わり 引き続く 会議の合間に
一旦 家に帰りました。
なんと 海苔採りに出たようです。
寒かったでありましょう
午後の会議でも 「海は 冷たかろう」と言われました。
手が凍えるほかは 海水温は 意外と高いのです。
１０度ぐらいをキープしているので 寒くはありません。
よく 海に出たもんだ
明日からは 応援してあげるからね。
寒々しい 朝を迎えました。
幸いに 強い北風は 吹かずに ただ ずっしりと寒い空気が 流れ込んできた
といった感じです。
何人かの海苔師は 海に出ました。
寒かったでしょうね。
摘採船の ネットを 補修しておかねばと 昨日から考えていました。
船つけばは 介護施設のおかげで 午前中は 日が当たらず 寒いので
午後に 意を決して 針と糸を持って 行きました。
雪を降らせた 雨雲が お日様を隠して 寒いですね。
凍えた手で 針に糸を通して 簡単に 直しました。
のんびりとしていたら 冷凍人間になりそうです。
朝 起きたら 雨
なぜか 風はありません。
皆さん すでに 沖に出ていました。
急ぎ 海へ
防御網を 張るには 支柱柵は 簡単です。
ただし 摘採船が入るのに 防御網を 開ける必要があります。
２世代で 海苔漁をしている家は 開ける人 採る人で 分業が出来ます。
一人男の家は 開けたり 採ったり そして 閉じたりするのに 全て行なうので
大変です。
柵 ＋ 摘採船 ＋ 防御網 ＝ 青混ぜ
これが 金田の 新しい形かもしれません。
これから 少なくとも 近い将来の 継続してゆく 新しい形なんでしょうね。
これで 生活してゆければ いいのですけどね。
今年最大級の寒波到来
という触れ込みで 明日の夜から 天気が 変りそうです。
今日は どちらかというと 暖かく
朝 股引きを捜さなければと思ったのですが １０時を過ぎたあたりから
暑くて セーターを一枚脱ぎ捨て 仕事をしました。
更に 昨日 魔法瓶を 買いました。
今までは 午前中で 冷めてしまうような 国産の代物を 使っていました。
今日は 夕方帰ってくるまで 熱いお湯をキープしてくれました。
ありがたいことに 凍えた手を 温めてくれます。
おまけに 一口 飲むと 体の中から 温まります。
でも 活躍の場は 朝だけでしたね。
よもや 時化になるとは思いませんでした。
強くはないけど 仕事には 出れない風でしたね。
あと １週間となった 今年
海の仕事も 寒くて 大変になってきました。
息子が 私に 胴靴を買ってくれましたが なんと おなかが入らない。
残念ながら 今ある オーダーメードの 胴靴を 履くしかないけど
右足が 滲みてきます。
さあ 我慢我慢
この時は すでに北風が 吹いていました。
４時に一旦起きたのですが ベタ凪でした。
うとうとして 布団にくるまっていると
TVの東京の中継は 北風だそうです。
６時
あっという間に ６時半になろうとしています。
息子はいないので
「今日は 時化にするか。」
