話は 昨日の 海のことに 遡る。
息子に 仕事が終わってから
「ちょっと 一周して すべての 網を 見てきてくれ。
お前が 採れそうだと 思えば 何枚でもいいから 明日 採ろうぜ。」
昨日の夜
「全部見てきた。 採れない事はないが 枚数は 期待しないでくれ。」
そして 今朝である。
柵は潮時が あるので ゆっくりと出かけた。
次第に 北風が強くなり 俗にいう 「シケ状態。」
海苔は伸びていないので なおさら 風に流される。
めでたく ほんの少しの 摘採となった。
一年間 ご愛顧 ありがとうございました。
これからも 親子２人3脚で海苔養殖に いそしみます。
よろしくお願いいたします。
昨日の今日ですが 言われてみると いますね。
昨日の写真の中にも 今日の写真の中にも
やっぱり 鴨でしょうか？
ちょっと 実験をして見ました。
海苔網の上に 何もつけていない 海苔網を 一枚直角に 張ってみました。
その下が 伸びてくれれば 鴨が原因でしょう。
午前中は 風でありました。
昨日から 想定はされていましたがね。
今日の TBSでは 有明海の海苔の流失原因は 鳥だそうです。
ほんとかな。
鴨説は 千葉県の 土屋先生が ２０年ほど前から 言っていることです。
にわかに 土屋説を信じなかった 私たちは 他の原因を探っていたところです。
とりあえず 昔から 海面にある海苔網は 必ず 短くなってしまいます。
したがって 水深３０センチから １メートルほどの深さに 沈下させておきます。
表面は 小櫃川からの冷たい 真水の原因とされて そのようにしています。
しかし これは ここ数年間が とっても被害が 多いのですが
昔は 表面に浮かんでいても 海苔は伸びました。
これを 毎日考えているのですが わかりません。
さあ 今度は ２日後の 海苔網の写真ですが 明らかに 伸びてきました。
苦節２ヶ月
もう少しで 摘採出来ると 思います。
しかし その反面 今度は 支柱柵が 駄目ですね。
気がつきませんでした。
何とか 支柱柵の 網を 助けたいと 思います。
この間までは ベタが駄目だから 支柱柵に 移動させたりして
間違っていましたね。
今日は なんと言っても しけです。
気分を変えて 牛込方面からの 海ほたる
なんだか 見慣れぬ 方向だと 珍しいですね。
いい風になるように 祈っています。
さて 今日も 同じ網の写真ですが 伸びていますか？
海苔は 肉眼で 一日経てば 伸びているのが わかるのが 通常です。
よくわからないのは 状況が よくない証拠
とはいえ この間までは 明らかに 悪化していたのが わかりますが
悪化はしていないことが わかります。
いずれ 採れそうですが あと 何日 かかるやら
「海に出るか？」
「風がつよくなるらしい。」
「凪ではないか。」
ということで 出かけた。
お日様も出てきたし 頑張ろうと思ったとき
北風が ゆっくりと 吹いてきた。
次第に 強くなり
「無理をしないようにしよう。」
帰ってきたが ちょうど いい風のような気がする。
明日は どうかな。
・・・明日は 明日の風が吹く
３日前と おんなじ 網です。
気になって 午後 １時間の合間に 見に行きました。
まだ 漁師の性でしょうか。
少し 伸びたような気がしますが 悪くは なっていないような気がします。
祈るような気持ちで 帰って来ました。
何軒か 立ち寄ったのですが 私を見るなり
「ノリは 駄目なんだってね。」
追い討ちをかけるように TVで 凶作のニュース
毎日 肌寒いです。
肌寒いです。
意を決して ベタに向います。
完全武装をしてきました。
といっても 自動小銃なんかではありませんよ。
セーターを着て 冬用の胴靴です。
ちょっとやそっとでは 風は通りません。
ただ 胸元は 無防備で シャッポも 邪魔です。
息子は すぐに 胸元から 波を 浴びたようだ。
「もう少しやるか？」
「いや 帰ろう。」
一銭にもならない 仕事のような気がする。
朝 起きると 息子が
「浜に行くぞ！」
と 張り切っている。
「風になるから 行こう」という
「風が 収まったばかりだぞ。」
「そうなのか 夜中は 知らない。」
とりあえず 海に出る
みんな 考えが同じで 凪ている間 仕事をしようと すでに 何人かは 出ている。
一段落 仕事をして
「風だから 帰ろう。」
とうとう 凪ずに 波は強いまま
普通は しけです。
