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惨劇から思った性愛の問題

2015-03-20 14:33:42 | 日記
  昨朝、ニュースのデータ放送を見るため、たまたま付けた民放のワイドショー番組にこんなものがあった。
  「7歳年長の妻を夫が殺害。その妻は連れ子婚で2年前にその夫と結婚した。」。
  放送では詳しい様子は一切報道していなかったため、よくは判らないが、殺害は悪いにしろ、そうなったいきさつには深い心のもつれがあったはずだ。殺された妻に注目すると、そもそも、前夫と離婚しなければ、このような男と結婚しなかったわけである。つまり、問題はそこにもあると。この件については、問題は一筋縄ではいかないわけで、事件を扱う警察も苦労されると思う。
  以上に限らず、結婚してはすぐ別れる夫婦が日本では増えてきているようだ。簡単に婚前セックスをして、肉体的に相性が良いと確認しあっての末の結婚。でも、肉体面以外の事はかなり合わないと気が付き、離婚する例が。つまり、「性愛」と言っても、愛の部分が欠落していると。肉体と言おうか、物質的な面ばかりの縁にこだわっていたら、こうなるね。結婚なんて成立しない。本当は人間は脳が発達した精神的な動物なのだから。こうなる理由の一つは今の性教育にもあるとみている。いわゆる性器の事ばかり教えて、異性への尊敬とか、命の尊さを教えないわけだから。今の日本の性教育はおかしいと思う。「性」という漢字は「心が生きる」と書く。つまり、心が一番大事なのに。また、人間に限らず、すべての生物はオスとメスの2種類に分かれて存在している。つまり、性は本当は「2種類に分かれた命」なのに。そのように恋人や夫婦のカップルが認識しあったら、互いの命を尊重し合う素晴らしいカップルになり、真の絆もできるのに。でも、どう考えても、肉体だけを求め合う縁は上べだけで、絆ができるとは思われない。学校関係者は「心と命を重視した性教育」をしてもらいたい。
  日本においては、封建時代が1868年まで続いてきたし、その後もその影響が深く残った。封建時代においては、領主に心を集中させるため、それを結果的に阻害する恋愛をタブーにさせた。その影響で、日本人の中にはまともに男女交際できない人がまだかなりいる。本当は性愛、恋愛は明るく、素晴らしいものなのに。冒頭に述べた事件は、チュニジアのテロ惨劇と変わらないだけ、大きな問題のように僕には思えるが。皆様も一緒に考えてくれれば、幸いです。
  因みに、「命の尊重が肝心」という点では、福祉や障碍者運動にも通じるわけです。

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