トシコロのありのままの暮らし


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死について想う

2022-05-27 16:28:30 | 日記
  母校の一先輩が他界されたので、死について想っている。

  最新の脳科学によると、脳は死が近づくと活性化し、死ぬ瞬間に最高潮になるそうだ。または、臨死体験の時に。理由はまだわかっていない。本人の意識も覚醒状態になるそうだ。今はここまでしか判っていない。でも、推察はできる。鍼灸医学で言われている気が本当にあれば、脳が最大に活性化するのならば、死の時はそこから気も多く発生しているのではないか。死者が遠く離れた知人の夢枕に立つ現象もこれで説明が付くかもしれない。また、気が全宇宙に通じているのならば、臨死体験者が宇宙や地球を見た現象も察しが付くものだ。さらには、本人の意識は地球や宇宙と合体し、途方もなく、広がるかもしれない。今までの死後は輪廻転生、天国と地獄、意識消滅が言われてきたが、どれも説に過ぎず、科学的証拠はない。雨が降るメカニズムとは違うわけである。今は最初に述べたことが判ってきた段階に過ぎないが、脳科学が発達し、「気」の事も解明されれば、意識の正体とか、死後意識の事も判ってくると僕は見ている。今の科学でも、「死はパワフル」だとわかりつつあると言えるのではないか。

 死の時に脳が最高に活性化するのならば、そこから強い気も発生し、生者たちの意識に影響を与えることも十分に考えられる。特に大量に死ぬ戦争や虐殺の時は。歴史を見るに、例えば、ナチスがユダヤ人を大量に殺した後、世界はユダヤ人に味方した。同情と正義感だけだろうか。未来科学はどのように見るだろうか。今のウクライナ戦争は。死はパワフルという見方が世界的に定着したら、戦争、虐殺は消え、殺人も減るかもしれない。死は無力という見方がそれらの根の一つにあるから。

  冒頭に書いた一先輩も僕にも気を送っているのならばありがたいことだし、今頃は生前は見られなかった地球や宇宙の姿も見ているかもしれないとも思うわけだ。