トシコロのありのままの暮らし


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「伊藤まつさんと付き合えた理由」の補足と、愛の出来方

2016-05-03 11:34:36 | 日記



  まず、僕が人格的に優れていたから、心の中に愛があったからではありません。伊藤まつさんの話をすると、そのように思われる人がいますが、それは違います。

  では、伊藤まつさんの心の中に愛があったのか。それも違うと。優しい性格ではありましたが、それでも、伊藤まつさんはただの凡人でした。

  「しっかり関わり合ったから。二人の間に愛が生じた」と僕は解釈していますし、それは事実だったと思います。個人と個人でしっかり関わり合うと、その間に愛が自然に生ずる。

  もしも、自分の心の中に愛があったと思うならば、それは傲慢になり、やがては自滅すると思います。相手を見下すような発想にもなる。

  逆に、相手の心の中に愛を見出すのならば、相手を自分以上、人間以上の存在に見てしまう。これも人間は平等の法則に反するし、付き合い方によっては相手に依存や甘えみたいな事になり、両者に良くないです。

  両手を叩く時に出る音みたいなものでしょう。そうすると音が出ますが、それは右手から出るものでも、左手から出るものでもない。その叩きで出るわけです。音を愛に、叩きを関わりに変えれば、判ると思います。

  以上はどんな人間関係にも言えると思います。それが判らないで、自分が一方的に愛を与える気になり、傲慢になったり、逆に相手に愛を期待して、気まずくなる夫婦も多いようですが、その参考にもなります。しっかりした関わり合いが大事ですね。