2003年5月22日はベルリンからチェコのプラハへ行きます。
早起きしてバスでベルリン駅へ。
売店でパンと缶ビールを買って7:30発ハンガリー・ブタペスト行きに乗車します。
1等車は少しクラシックで、いかにも東ヨーロッパの車両という感じですが座席はゆったりとしています。
晴れていますが今日は寒く温度があまり上がらりません。
ドレスデンを過ぎて国境の駅でドイツの乗務員からチェコの乗務員に交代、警察官風な女性がパスポートを見に来ます。
ここから列車は川沿いの峡谷を走ります。
川幅もだんだん広くなってくると観光船や貨物船が走っているのが見えています。
平地も多くなり田園風景が開けてきました。
植えてあるのは小麦のようです。
約5時間で定刻どおりプラハの駅に到着です。
地下鉄で今日の宿ホテルピヴォヴァールへ。
オランダ、ドイツとも地下鉄のホームに改札はありません。
入り口にある検札機で切符に刻印を入れ自己責任で乗車するのです。
車掌が来た時にこれをしていないと多額の罰金を取られます。
本で知っていましたがここプラハの検札はすごく厳しいそうです。
私服の警察官がバッジを見せて取り締まっています。
旅行者らしい若い人が何人かつかまって罰金の切符を切られていました。
ホテルは昔のビール醸造所を改造して作られており部屋も新しく1人24ユーロと非常に安い。
主人は若くまた日本語がうまいのには驚きました。
東京に友人がおり近くまた行くと言っていました。
荷物を置いて再度地下鉄でプラハ駅へ。
国立博物館をバックにるヴァーツラフ広場を歩いて旧市街へ。
中世の町並みをそのまま残す旧市街の中心地旧市街広場へ。
旧市庁舎のからくり人形と天文時計です。
有名な旧市庁舎やティーン教会など各時代の建築様式の建物で囲まれています。
広場には宗教改革の先駆者ヤン・スフの像が建っています。
広場は各国からの観光客であふれています。
石畳の細い路地カレル通りを歩いて、プラハ最古の美しい石橋カレル橋へ。
突然景色が開けます。
カレル橋は14世紀後半からゴシック様式で建造され、両側の欄干には30体の成人像が彫刻されています。
そしてその向かいの小高い丘にはプラハ城の美しい姿が、なんと素晴らしい光景でしょうか。
橋の上では楽器を奏でる人、似顔絵書き、土産売りなどが並び多くの人で賑わっています。
橋の近くの中華料理店で夕食をとりますがここ東欧圏はオランダ、ドイツに比べ物価が非常に安いようです。
トラムで帰ろうと駅に向う途中怪しげな男が何人かチェンジ、チェンジと声をかけてきます。
外務省の危険情報で両替の取締りと証して偽警官が横行し、お金やパスポートを取られる事件が続発していると知っていたので相手にしませんでした。
ホテルに戻ると学生と思われる若者達が泊っており賑やかでした。
旅の模様は右カテゴリー「2020ブログで蘇るオランダ、ベルギー、ドイツ、チェコの旅」でご覧ください。
「タマちゃんの海外旅行記」もご覧ください。
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