先日新聞で佐世保を舞台にした連続テレビアニメが放送されるという記事を見て録画しておきました。
知りませんでしたが作者の漫画家小玉ユキさんは佐世保出身だそうで、この「坂道のアポロン」という作品は今年1月に「第57回小学館放送漫画賞」一般向けを受賞した作品だそうです。
またなんと言ってもこのドラマに登場する高校のモデルが私が通った佐世保北高校で時代背景も私の時代と非常に近いということで興味を抱きました。北高出身のあるブロガーの方は小玉さんと同級生だと書かれています。
オフィシャルホームページによると「物語は1966年初夏。高校一年生の西見薫は、父親の仕事の都合で横須賀からひとり、親戚のいる九州のとある町へ引っ越してきた。
それまで優等生で周囲に心を閉ざしがちな薫だったが、札付きのワルと恐れられる破天荒なクラスメイト・川渕千太郎との出会いが彼を変えていく。
千太郎を通じて知ったジャズの魅力、そして初めての「友達」と呼べる存在。
千太郎の幼なじみで心優しいレコード屋の娘・律子・・・アメリカの文化漂う海辺の街を舞台に、友情・恋心・音楽がまぶしく交錯する青春群像劇」と紹介されています。
第一回の最初に八幡神社から見た懐かしい旧市庁舎とその隣りに公会堂が出てきます。
現在は市庁舎が建直されています。
そして坂道を登って行く主人公、坂の上に現れた白亜の校舎、教室そして薫が千太郎と初めて出会う屋上などかなり当時のままリアルに描かれていました。
八幡神社の鳥居の前から坂が始まります。
校門の前から、後方の山は弓の形をした弓張岳です。ここにある展望台からの港や九十九島の景色は素晴らしいです。
八幡神社です。
さわやかなテーマ曲と軽快なジャズの響き、思ったより清清しく描かれており楽しめるアニメですね。また千太郎や律子達が話す佐世保弁も面白いです。千太郎の佐世保弁上手ですね!分りますか?
佐世保弁が全国に流れるとは嬉しいです。下記ホームページでは解説もしてありますよ。
東京の小学3年の孫に佐世保弁で「どがんしたと?」「なんばしよっと?」と聞くと「・・・ととと」と言ってまねをして大笑いになります。
当時屋上が自由に登れたかは覚えていませんが、我ら新一年生達が応援部の先輩達に屋上で渇を入れられたのを良く覚えています。職場でその先輩に会ったりして・・・見かけによらずやさしい先輩でした!
また佐世保出身の人気作家「村上龍」さんが屋上をバリケードで封鎖して垂れ幕を吊り下げた話は有名です。
私も朝ギリギリに家を出て脱兎のごとく坂道を駆け下り、公会堂の横を通り八幡神社の鳥居の前から急な坂を登り高校へ・・・滑り込みのセーフの三年間でした。お陰で足腰は強くなったと思います。
佐世保には戦後アメリカ海軍の基地が置かれて多くのアメリカ人が住んでいます。当時から外人バー街が別にあり賑わって軽快な音楽が流れていたのを良く覚えています。
そういう関係もあり佐世保市はジャズの町としてイベントに力を入れていますのでこのアニメが起爆剤になるといいですね。佐世保バーガーの様に!
なお放送はテレビ長崎で毎週月曜日の早朝2:20から2:50です。
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