タマちゃんの旅ブログ

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2015中国シルクロードの旅(最終章)西安最終日はシルクロード出発点の石像と陝西省歴史博物館へ

2015年10月16日 06時55分22秒 | 2015中国シルクロードの旅

今日15日(木)は西安最終日です。

ここで今回の旅のルートを再度掲載しておきます。

朝からシルクロードをテーマにした石像(丝绸之路起点群像)へ。城壁の玉祥門のさらに西へ行った公園にあります。

バスで1元(20円)西安3日目はバスの乗り方にもなれてきました。地下鉄よりもきめ細かく路線があるので便利です。

しかもバス停には中国の簡易漢字ですが路線のバス停名が書いてあるので分かりやすいです。

ここに唐代には開遠門がありシルクロードの出発点でした。

商人とラクダのキャラバンが彫られています。

ここで珍しく名古屋からの日本人ツアーとお会いしました。

公園ではおじさんたちが鞭みたいなもので駒を回しています。

次に陝西省歴史博物館へ。

先史時代から唐や清の時代まで珍しい品々が展示してあります。

玄関では女帝則天武后のお母さんの陵墓から出土した巨大な獅子が迎えてくれます。

鴨の灯です。

 

 

 

 

平日なのに観光客なのでしょうか多くの人が訪れていました。

この肉まん屋さん1元です。大学の側で良く売れています。

次に昨日行った鐘楼近辺のマーケットへ。

羊の肉の串焼きは激辛ですがとても美味しかったです。

ザクロのジュースが人気です。

パン屋さんです。

観光スポットなんでしょう外人も目立っています。

これで今回の旅は無事に終了です。

明日ソウル経由で帰国します。

今回の旅で最初のウルムチ到着が深夜だったため心配しましたがタクシーもメーターで走ってくれて無事にホテルへ到着しほっとしたスタートでした。

飛行機の日付を間違うなど大きなミスも現地の人の助けでなんとか乗り切ってきました。

中国人の人は声が大きく賑やかですがとても親しみやすく親切です。

バスや地下鉄ではすぐ席を譲ってくれるのには驚きいました。

物価は安いですが観光地の入場料は高く設定されています。

中国には多くの世界遺産や素晴らしい自然がありますが今回はあまり日本人を見かけないようです?

言葉や文化が違っても人間皆同じですね!

ほとんど英語が通じないチョット疲れる旅でしたが生の中国の方と触れ合えたのは有意義でした。

もちろん敦煌や兵馬俑などのシルクロードも良かったです。

旅の模様は右カテゴリー「2015中国シルクロードの旅」でご覧ください。   

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2015中国シルクロードの旅(その11)西安2日目は城壁や大雁塔などを見てきました

2015年10月15日 06時52分44秒 | 2015中国シルクロードの旅

14日(水)は西安2日目です。

宿の近くの路上で焼いているお好み焼きは美味しい!

今日も郊外へ游バスで行って見ようと思い西安駅へ行きましたが游3や2のバス停が見つかりません。

兵馬俑へ行く游5には沢山の人が並んでいます。

市内観光をすることにしてまず16日の西安駅発空港バスの出発地点の確認をすることに。

空港から到着した地点から更に200m位南へ行った道路沿いにありました。

西安は町の中心が城壁で囲まれていますが最初に南門へ。

地下鉄に初乗車です。現在1号線と2号線があり町の中心を十字に走っています。

南門の近辺はきれいな公園に整備されています。

ここから城壁に登ることができます。

城壁は長いのでカートやレンタル自転車でまわる人も。

これから行く鐘楼が見えています。 

 

唐の時代が目に浮かぶようです。でも残念なことにスモッグでしょうか少し遠くなると霞んでよく見えません。

次に歩いて市街の中心地にある鐘楼へ。昔は時刻を告げていました。

地下街も整備されてすごい人の数です。

近くに次に行く鼓楼も見えています。

何と美食街に熊本の味千ラーメンが・・・少し現地に合わせて味が違いますが久しぶりに美味しくいただき満足です。

鼓楼には色んな太鼓が展示してあります。

すぐ北側に延びる道路はマーケットになっておるすごい人出で賑わっています。どうやらツアーもここへ案内しているようです。

次に地下鉄とバスを乗り継ぎ市内観光の人気スポット大雁塔(慈恩寺)へ。

ここはあの西遊記の三蔵法師のモデルとなった玄奘三蔵ゆかりのお寺です。

苦難の天竺(インド)への旅から持ち帰った経典を大雁塔に保存しここで翻訳作業に打ち込んだのです。

当時のお寺で残っているのはこの大雁塔のみで他は後年再建されたものです。

苦難の旅の模様や翻訳された経典が展示してあります。

 

すごい長旅ですね。

次に日本から唐の時代に留学僧の一人として長安にやって来て帰国後真言宗を起こした空海

後の弘法大師が修行した青龍寺へ。

ここは我が家が真言宗で仏壇にも弘法大師をお祀りしていることもありぜひ行こうと思っていた所です。

空海は徳島県の88か所巡りの一つ善通寺で生まれています。

ここには四国4県から送られた空海記念堂と桜の木があり毎年きれいな花を咲かせています。

 

 今日はバスもうまく使えましたが万歩計は27000を示しており疲れました。

旅の模様は右カテゴリー「2015中国シルクロードの旅」でご覧ください。 

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2015中国シルクロードの旅(その10)世界遺産の秦始皇兵馬俑博物館と始皇陵を見てきました

2015年10月13日 21時14分30秒 | 2015中国シルクロードの旅

今日13日(火)は今回の旅で一番見たかったあの万里の長城を築いた秦の始皇帝の陵墓と死後も彼を守るために造られた兵隊達の遺跡兵馬俑へ行ってきます。

ホテルからバスで西安駅へ。市内は1元です。

ここから各地の観光地に安くて便利なツアーバスが出ています

兵馬俑博物館行は游5(306)ですがさすがに人気観光地だけあって長蛇の列ができています。

便数は多いのですぐ出発です。

1987世界遺産に登録された兵馬俑は山間の所にあります。

入場料の150元を払って中へ。

兵馬俑の遺跡は1~3号館と展示館になっています。

1号館が一番規模が大きく見ごたえがあります。

最初に1号館へ入ってすぐに整然と並んだ兵士たちの素晴らしい光景が入ってきます。

1974井戸を掘っていた農民により偶然発見されたのです。赤い印が井戸の地点だそうです。

何もない畑の下にお宝が埋まっていたのです。

人物は等身大で表情も各々違います。

もちろん発見されたときは壊れた状態でしたが修復されたのです。

 

 2号館には戦車隊などの遺跡があったそうですが今はそれらしいものは見ることはできません。

ガラスケースの中に矢を射る人などの実物を見ることができます。

3号館は規模は一番小さいですが最高式部隊の遺跡があったそうです。

陳列館にも出土品が展示してあります。

 

 

次に秦の始皇帝の陵墓へ無料のシャトルバスで行ってきました。

兵馬俑も陵墓も広大な敷地ですから見てまわるのにずいぶん時間がかかりましたが素晴らしい世界遺産に感動しました。

ここでも日本人には全く会いませんでした。

ここには敦煌とかウルムチではほとんど見なかった欧米からのツアーがかなり来ています。

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2015中国シルクロードの旅(その9)西安へ移動・大変な失敗をしてしまいました

2015年10月13日 00時40分49秒 | 2015中国シルクロードの旅

今日12日(月)はとても長い一日でした。

9:30ホテルをチェックアウトし13:00の西安行の飛行機に乗るためタクシーで空港へ。

11:00ごろチェックインをすると「あなたの名前は搭乗者名簿にない!」と言われビックリして頭が真っ白に・・・。

サービス担当に相談すると何と私が予約しているのは昨日の飛行機だったのです!なぜこんなことに?スケジュールを少し変更したときに漏れたのでしょう。

言葉もあまり通じない・・・どうしたらいいのか?・・・時間は過ぎて行くばかりです。でもサービス担当の中国人女性も真剣に対応してくれました。

最終的に私が予約した中国の旅行予約サイトCtripへ電話してくれて手数料を出して今日の便に変更してくれることになり一安心です。

変更時にも1人分しか席が空いてないと言われるなどハラハラドキドキの時間でした。

13:00は変更のための時間がないので結局18:50発の便に変更してくれました。

約9時間の空港滞在でやっと西安行の飛行機の搭乗です。

約2時間で西安の咸陽飛行場へ到着。空港バスで西安駅へ向かい。

宿に落ち着いたのは12時近くになっていました。

長い一日疲れてしまいましたが自業自得ですね。

サービス担当の方には感謝感謝です。

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2015中国シルクロードの旅(その8)敦煌から嘉峪関へ移動し万里の長城の終点嘉峪関を見てきました

2015年10月11日 19時18分20秒 | 2015中国シルクロードの旅

今日11日(日)は敦煌から嘉峪関へ移動します。朝7時ホテルをチェックアウトして敦煌バスセンターへ。

まだ真っ暗ですが昨日見た市場はすでに動き出していました。

8:00時発の酒泉行きで嘉峪関へ。途中街を出えると広大な荒野がどこまでも続いています。約4時間で嘉峪関に着いたようです。

運転手さんから街はずれでここだと下ろされます。

街中のバスターミナルへ行くものとばかり思っていたのでビックリです。

ここはどこ?という感じでいると1台だけいたタクシーの運ちゃんが何やら話しかけてきます。手に観光マップを持っていたので多分タクシーをチャーターして観光しないかとの誘いのようです。

断ると運ちゃんはもう一組の夫婦にも話しています。

結局相乗りしてホテルへ向かう事に。モンゴル人だと言うご夫婦はホテルで我々が降りた後鉄道駅に行くそうです。

ホテルへチェックインした後ここに寄った最大の目的である嘉峪関へ。

嘉峪関は世界最大の建築物万里の長城の西の終点の関所なのです。

全体図です。

4路バスのバス停が分からずタクシーで現地へ。

入場料は二人で60元でした。半信半疑でいるとどうやら私が無料で相方が半額だったようです。

今回の旅行でシルバー割引は初めてでした。

明の時代に建設され敷地内は高さ11mの城壁で囲まれそれぞれの門の上には楼閣が建つ広大な要塞となっています。ここで西方の民族の侵入を防いでいたのです。

学生アルバイトでしょうか?気合が入っていませんね。

ここはもう城外です。

長城はここから南へ少し伸びています。ここから先は砂漠です。

実に見ごたえのある建造物でした。

帰りは4路バスで市内へ丁度ホテルの近くで降りることができました。

嘉峪関の目的は無事に終わりいよいよ明日は最後の訪問地西安へ移動します。

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2015中国シルクロードの旅(その7)敦煌2日目は市内を散策しました

2015年10月10日 18時39分25秒 | 2015中国シルクロードの旅

日10日(土)は市内を散策してみます。

朝からバスセンターヘ行き明日の嘉峪関行のバスのチケットを購入しました。

途中に果物や肉、野菜などの市がたっています。

リンゴ、ブドウ、トマトなどを購入とても安いです。

午後敦煌博物館へ行って見ましたが残念なことに午後は休館となっていました。

郊外へのツアーもあったのですが連日は疲れるので今日は休養日と言う事です。

今日も夜市は賑わいそうですね。

明日は8:00のバスで万里の長城の終わりの町嘉峪関へ移動します。

5時間近くの長旅です。

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2015中国シルクロードの旅(その6)敦煌へ移動し莫高窟と鳴沙山・月牙泉を見てきました

2015年10月09日 21時54分27秒 | 2015中国シルクロードの旅

8日(木)ウルムチから敦煌へ移動します。

12:45発天津航空で敦煌を出発。良く晴れて雪をかぶった天山山脈がくっきりと見えています。

高い山は最高峰のボコタ山でしょうか。

敦煌に近くなると下は一面の砂漠で黄砂状態でしょうか黄色く曇っています。

14:00敦煌空港へ無事に到着です。

ここからバスはなくタクシーのいいなりの60元で市内のホテルへ向かいます。

ホテルは町の中心にありすぐ近くに夜市や市場があります。

今日9日(金)は今回の旅の二本柱の一つ莫高窟の観光です。

交通混雑のため莫高窟ビジターセンター(莫高窟数字展示中心)が建設され観光客はここで概要のビデオを見た後に専用バスで現地へ向かうことになります。

バスに乗るため敦煌飯店の前で待ちますが来ないためタクシーでビジターセンターへ。予約制になっていますが今日は当日でも十分チケットを買うことができました。

入場料200元、日本語ガイド料20元ビデオ料60元と結構取られます。

最初に敦煌の歴史と莫高窟のおいたちのビデオを見てプラネタリウム劇場で代表的な石窟の仏像や壁画を美しいカラーで見せてくれます。

その後バスで莫高窟へ。

パンフなどにも使われる代表的な石窟で中には高さ35mの巨大な大仏様が・・・。

日本語ガイドツアーは我々と東京からの男性の方と連れの中国人の女性の方との4人だけです。

シルクロード時代に栄えた敦煌は海のシルクロード時代にとってかわられ忘れられた存在になっていました。

当然莫高窟も砂の中に眠っていたのです。

いくつか選んで案内してくれましたが乾燥地帯なので壁画がきれいに残されています。

唐代になると人々は功徳を積むため競って石窟を造ったそうで規模も大きくなっています。

写真は石窟の中では撮ることはできません。

 

148窟の写真が展示してありました。

巨大な涅槃像があり後ろに弟子たちが悲嘆な表情で立っています。周囲の壁には涅槃教変などの大作が描かれています。

 

 

井上靖の小説「敦煌」の中で西夏が敦煌を攻めて来るため大事な経典など数万展を急きょ石窟の秘密の部屋に隠します・・・17窟入り口右に二畳ぐらいの小さなその部屋を見ることができました。

17窟です。

後年発見されますが莫高窟の他の財産も含めて残念なことに外国にほとんど持ち去られてしまっています。

日本語ガイドさんと。

見学後バスで一旦ホテルへ帰り休息します。どうやら今は敦煌飯店が始発ではないようです。市内予約センター交差点のすぐ南です。

今度は鳴沙山と月牙泉へ3路線バスで行きます。

入場料120元を払い中へ。

月の砂漠のイメージそのものの景色が目に入ってきます。

初めてラクダに乗ってみましたがこれもつかれますね。

砂の山へあえぎあえぎ登ってみました。砂が滑って大変です。

こちらは縄ばしごのような滑り止めがついて登りやすいです。

上から見る砂漠の景色と月牙泉の景色は抜群でした。

月牙泉は鳴沙山の谷あいに湧く三日月形のいずみです。 

帰りに夜市を通りましたが焼肉屋さんなど色んな店が今から商売開始というところでした。

砂の中を歩いたり登ったりは本当にハードな運動で疲れました。

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2015中国シルクロードの旅(その5)ペゼクリク千仏洞や交河故城など観光後ウルムチへ

2015年10月07日 21時07分11秒 | 2015中国シルクロードの旅

今日7日(水)は車をチャーターしてトルファンを観光します。

ツアーの相談にのってくれたユースの奥さんと。

9:00迎えに来てくれた運転手さんはウイグル族の方で日本語がペラペラです。なんでも16歳のころ日本人と会話しながら覚えたそうです。

何でも最近は日本語のガイドの仕事が少なく運転なども始めたと嘆いていました。

最初に孫悟空の西遊記で有名な火焔山へ。

地殻変動でひだの入った山肌は夏の陽炎により燃えているように見えることからこう呼ばれるようになったそうです。

道路からの観光で済ませました。

次にまるでグランドキャニオン見たいな地形を通りペゼクリク千仏洞へ。

火焔山山中にある有名な仏教石窟です。

6世紀から9世紀に渡って掘削された石窟は83あるそうです。

石窟内の仏像や壁画はイスラム教に破壊されたり探検隊にはぎとられたりしてほとんどのこっていません。

ほんの一部ですがその様子を見て取れました。

次にアスターナ古墳群へ。

墓地群で一部墓室が見学できます。装飾はほとんど見ることはできませんがミイラのある墓室もあります。

次にカレーズ民族園へ。

カレーズとは天山山脈の雪解け水をひいてくるための地下水路です。トルファンはこの水のお蔭でオアシス都市として発展しました。

緑の並木やブドウ栽培が可能となったのです。

最後に交河故城へ。6世紀から唐代にかけて建築された広大な城址遺跡です。

ほとんどが破壊されていますが一部寺院遺跡などが原型を残しています。

あまりにも広いため途中から眺めるだけの時間しかありません。

これで観光は終了です。

ウルムチへ戻るためバスセンターまで送ってもらい運転手さんとはお別れです。

14:30ウルムチ行のバスは満席でした。

今日は天気も良く景色も開けていました。

例によって町近くでは検問があり全員下車してパスポートやIDを見せました。

18:00到着しタクシーでホテルへ無事に到着しました。

明日は飛行機で敦煌へ向かいます。

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2015中国シルクロードの旅(その4)ウルムチからトルファンへ

2015年10月06日 19時52分40秒 | 2015中国シルクロードの旅

今日6日(火)から一泊でトルファンへ行ってきます。

チェックアウトを済ませ大きなバッグは預けて出発です。

タクシーで南郊バスターミナルへ。タクシーを降りるとすごい勢いでトルファン行の勧誘がやってきます。

聞き流して中へ。

10:15発トルファン行のバスに乗車約3時間のバスの旅です。

バスは両サイドに山並みを見ながら高速道路をひたすら走ります。

鉄道と並行しながら進むと最初にすごい数の風力発電が見えてきます。その他は何もない荒れ地が続きます。

今日はすごく風が強いです。

黄砂のよう中を走りようやく13:00ごろトルファンのバスセンターヘ到着しました。

途中町の近くで公安の検問があり全員下車しパスポートを見せ無事に通過です。

トルファンは古くはシルクロードの天山北路と天山南路の分岐点として栄えた町で世界有数の低地にあるオアシスの町です。

バスを降りると日本語を話す男性が近づいてきます。

ああインターネットで見た噂の男だとすぐわかりました。

彼はバスセンターの車で宿まで10元で送るとしつこく食い下がります。公安の前で悪いことはできないといいながら・・・。

タクシーで行こうとすると執拗に粘るのでとうとう今日の宿まで送ってもらう事に。

途中ユースのツアーは高いがうちのは安いと盛んに勧誘してきます。

ユースで相談することになっていたので必要であれば電話すると答えて分かれる。

後でタクシーに乗ると7元しかかかりませんでした。

ユースは昔のウイグル族の家を改造したもので周囲を壁で囲まれており落ち着いた造りです。

ユースで相談後近場は自力で今日回り、明日車をチャーターして郊外をまわることにしました。なんでも日本語が話せるドライバーさんだそうで安心です。

ひと休みした後歩いて博物館へ。 

遺跡からの出土品や墳墓から発掘されたミイラなどが展示してあります。

昔の水道管です。砂漠の町もこんな技術で雪解け水をひき水や緑の豊富な街になったのですね。

トルファンの名物はブドウですがとても甘くておいしいです。

その後タクシーで蘇公塔へ向かいますが何とメーターが動いてない。注意すると何やら言いながら運転を続けます。到着後お金を払おうとするとここで待っていると言う。

いくらかと聞くと10元札を出してこれだと・・・。

蘇公塔は18世紀後半トルファン王スレイマンが建設したものです。高さ44mあり新疆イスラム建築様式を代表する建築様式です。幾何学模様がきれいです。

右側はモスクになっています。

塔を見学後タクシーに戻ると他に2人同乗するらしい。

町の中心に行き10元払おうとすると往復で20元だと言う。20元払うと待ち代を10元だと言う。頼んだ覚えもなくユースで片道10元ぐらいと聞いていたので20元しか払わずに無視することに。

それにしても感じ悪い運転手でした。

市内の市場で夕食の麺類などを食べましたが何か独特の味付けでどうももう一つでした。

有名なトルファンブドウとバナナを買ってタクシーでユースへ帰りました。

さすがに昨日の山登りで足が怖りだして疲れ気味です。

明日はトルファン観光後ウルムチへ戻ります。

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2015中国シルクロードの旅(その3)中国のスイスと呼ばれる天池へ行ってきました

2015年10月05日 21時02分52秒 | 2015中国シルクロードの旅

今日5日(月)は中国人が「中国のスイス」と自慢する天池へツアーで行ってきました。ホテルで申し込んでもらったツアーです。

朝8:00にピックアップしてもらい集合場所でバスに乗るとお客はほとんど中国人でした。一人だけインド系のドイツ人の方が通訳の中国人と参加されていました。

今日は国慶節休暇中の中国の皆さんと一日お付き合いとなりそうです。

添乗員さんの賑やかな説明を聞きながしながら天山山脈の高地にある天池へ向かいます。

山麓の駐車場から一般車は進入できないので専用バスで天池へ向かいます。

曲がりくねった道をどんどん登っていきます。

駐車場から天池までしばらく歩きますがカードで行くこともできます。

雪をかぶった天山山脈と標高1980mの天池、晴らしい景色が開けてきます。

到着後小さな専用車に乗り換え更に上へ登っていきます。

終点から今度はロープウエイに乗り換えて展望所へ到着です。

我々とインド人の人達4人で更に上にある展望所をみ目指しました。

木造の急階段が続きかなり高地へ登ってきましたが標高はどれ具合あったのか?

相当高い所へ登ってしまいましたが高所なのでしょうか足が重く心臓がパクパクしました。

まだ上まで木路は続いています。

さすがにスイスと言うだけ素晴らしい景色ではるか下に天池を見下ろす正に絶景です。

帰りは楽ちんですが随分登ってきていました。

 頂上の高さでしょう。

遠くに天山山脈最高峰のボコダ山(標高5445m)がよく見えています。

下には住居のパオが見えています。

専用車で天池まで降りて昼食です。ヌードルはうどん麺に肉や野菜などをいためたものをかけて食べますがかなり辛い・・・でも美味しいです。

この時間になると天池の湖畔には相当観光客も増えていました。

山は霞んでいます。やはり朝がいいのでしょう。

元気なガイドさんは忙しかったですね。

15:00霞みだした天池を後に帰りの途に就きました。

 

道路は秋の気配です。

 途中漢方薬の店に立ち寄りウルムチへ。

市内近くでまた和田玉石の店に立ち寄りますがここからなかなか出発しません。

とうとう他のバスに乗り換えて帰ることに。

せっかく中国人と一緒に楽しんだツアーも最後は少々興ざめでしたが・・・天池は素晴らしい観光地でした。

明日はホテルへバッグを預けて一泊でトルファンへ向かいます。

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2015中国シルクロードの旅(その2)ウルムチ(烏魯木斉)初日は博物館やバザールなどを見てきました

2015年10月04日 20時37分48秒 | 2015中国シルクロードの旅

ウルムチ初日の4日(日)は市内観光です。

最初に新疆ウイグル自治区博物館へ。ホテル前の道路でタクシーを拾いましたがメーターで走ってくれて安心して乗れました。

自治区には12の民族が住んでおり民族独特の衣装や住居が展示してあります。

また自治区の歴史や遺跡からの出土品も展示してあります。

最も見たかった今は砂漠の中に消えた楼蘭遺跡から出土した「楼蘭美女」のミイラはクローズで見れませんでした。

次にタクシーで紅山公園へ。高台にある公園で遊園地もあり日曜日の今日は家族連れで一杯でした。

山頂からはウルムチの町がよく見えますが高層ビルが多いのには驚きです。

次にタクシーで有名なバザールへ。

観光者向けの国際バザールと一般の人達のバザール両方を見てきましたがやっぱり一般の方が雰囲気は最高ですね。

メロンの切り売りとても美味しかったです。

今日はタクシーが安いので利用しましたが初乗りは10元で約200円弱です。

明日は郊外へ1日ツアーで行く予定です。

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2015中国シルクロードの旅(その1)福岡からソウル経由で中国ウルムチ(烏魯木斉)へ

2015年10月03日 04時36分43秒 | 2015中国シルクロードの旅

今日3日(土)から中国シルクロードの旅の始まりです。

高速バスで福岡空港国際線へ。

10:30発大韓航空でソウルへ。約1時間あっという間にイーチョン空港へ到着です。

19:20発で中国の西の町ウルムチ(烏魯木斉)へ向かいますが、トランジットの時間が7時間もあるためインターネットで調べておいた「トランジット無料ツアー」へ参加してきました。

コースは色々あるようですが今回は13:00から2時間のテンプルツアーでした。5時間のソウル市内ツアーもあります。

入国の手前に案内所がありそこで予約し、入国して1階の8番の出口近くにあるオフィスへ行けばOkです。

全くの無無料いいですね!

最初に空港から2009年に開通した仁川大橋(21.38km)を渡って仁川市内にある興輪寺へ。

高麗時代の14世紀の建設だそうです。煩悩を表す108段の階段を登ります。

 次に朝鮮戦争仁川上陸作戦記念館も見てきましたが太平洋戦争まもなくお隣りの朝鮮半島で多くの国が二手に分かれて争った歴史は悲惨でした。

ダグラス・マッカーサーです。

当時佐世保は朝鮮に近い補給基地として賑わっていたそうですが記憶にありません。

ソウル空港ではお客に退屈させないよう色んなイベントもあっていました。

それにしても空港のお店や飛行機の中は連休で爆買いした中国人で一杯すごかったですね。

 19:20予定通りソウルを出発しウルムチには23:50に到着しました。

 深夜の到着でしたが空港もお客さんで一杯でした。

空港からタクシーで市内のホテルまで行きましたがメーターで走るので何も心配なく無事にホテルへ到着しました。

50元でちゃんとお釣りもくれて親切な若手ドライバーさんでした。

Webサイトではいろいろ問題が指摘されており心配していましたが・・・。

チェックインしたのはもう翌日になっていました。

中国と日本の時差は1時間です。中国国内では時差がありませんが、広大なためウルムチでは北京より2時間遅れの時間も使われているそうです。

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2015中国シルクロードの旅(プロローグ)

2015年09月30日 18時12分14秒 | 2015中国シルクロードの旅

 中国のシルクロードへ行ってきます。

シルクロードは中国の旧都長安(現在の西安)と中央アジアやヨーロッパを結ぶ交易ルートです。

中国の絹がヨーロッパなどへ運ばれたため絹の道とも呼ばれています。

今回はその中継地点として賑わった都市ウルムチ、トルファン、敦煌、嘉峪関、西安を訪ねる予定です。

隋や唐の都長安には日本から遣隋使、遣唐使が訪れ文化の交流が行われ阿倍仲麻呂や後の弘法大師空海もやってきました。

西遊記でお馴染みの三蔵法師も孫悟空達をお供にこの道を通り天竺(インド)まで経典を求めて旅をしました。

中国は国慶節の連休中でもあり現地は人が多いかもしれません。

また中国を個人で旅行するのは今回が初めてですし言葉もほとんど話せないので心配ですが世界遺産「秦の始皇帝の陵墓と兵馬俑」や敦煌の莫高窟など歴史遺産や生活模様を見るのが楽しみです。 

今回は福岡から大韓航空を利用します。

また可能な限り現地で更新したいと思っています。

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