29日(水)から30日(木)紅葉を求めて大分県の九重方面へ行ってきました。
実は先週21日(火)から22日(水)に昔の会社の同期8名が東京や名古屋、広島などから集まり久しぶりに同窓会旅行を同じルートと宿でしたばかりです。
今回のメーンはやまなみハイウェーの長者原から雨が池を超えて大船山の麓にある「坊がツル」へ行くことです。
29日朝5:00に佐世保を出発。武雄と鳥栖間のみ高速を利用し九重の玄関口九重町へ。
ここから九重の山々への登山口がある長者原へ登っていきます。
途中原生林が生い茂る「九酔渓」の峡谷沿いの十三曲りと呼ばれる道路を登りお土産屋さんがある展望所で休憩します。
ここは有名な紅葉の名所で紅葉の時期には車であふれますがまだまだのようです。
次に「九重”夢”大吊橋」へ。平成18年に開通し長さ390m、高さ173m、幅1.5mで歩行者専用としては日本一の吊橋だそうです。
開通時から評判が評判を呼び多くの観光客が訪れなんでももう工事費は取り戻したとか?すごいですね。
中間地点は横揺れし下を見れば怖いぐらいでスリル満点です。展望は素晴らしく二つの大きな滝も見ることができ紅葉時期はとてもきれいです。
外国人など多くの観光客が訪れています。
先週メンバーと渡りましたので今日は駐車場から眺めるだけにしました。
写真は先週21日の模様です。
9:00に長者原へ到着。いよいよ「坊がツル」へ向かって登山のスタートです。
長者原から写真正面三俣山の左裾野にある「雨が池」を超えて行くルートです。
右手前方に噴煙を上げている硫黄山は活火山で、御嶽山のこともあり心配ですが現在は平常レベルだそうです。
ラムサール条約でも指定されている「タデ原湿原」の木道を歩いていきます。
しばらく行き登山届のポストを過ぎると森の中へ入り登り坂が始まります。
この道を歩くのは何年ぶりでしょうか?ミヤマキリシマが咲いている大船山へ登って以来です。
登りだしてしばらく行くといくつかモミジの紅葉が見られましたが全体的にはピークは過ぎてしまっています。
新入社員のころ佐世保の先輩たちに初めって連れて行ってもらった九重登山で坊がツルにキャンプをするため思いリュックを背負って苦しみながら登ったことを思い出します。
ルートの最高地点「雨が池」に近づくにつれて道も急峻になります。スピードも落ちて約2時間でやっと到着です。
秋晴れのいい天気で登山口の長者原が下の方によく見えて気持ちがいいです。
雨が池は湿地帯で雨季にははっきりした池になります。昨夜は冷え込んだのでしょう大きな霜柱が沢山できています。
ここから長い坂道を下っていきます。途中景色が開けて「坊がツル」が見えてきました。右が大船山で左が平治岳でミヤマキリシマがきれいなことで有名です。
約3時間で坊がツルにやっと到着です。ここもラムサール条約で指定されている湿原でキャンプ場がありまた近くには法華院温泉山小屋があり登山のベースキャンプ地になっています。
最初のキャンプでは雨が降り続き3泊目はとうとう法華院温泉山小屋に逃げ込んだことを思い出します。結局その時は久住山の頂上までは行けませんでした。
法華院温泉が遠くに見えています。
芹洋子が歌ってヒットした「坊がつる賛歌」ここを歌っています。どうぞお聞きください。
湿原には今の季節ススキが目立っており、あまり花は咲いていませんがキキョウを見つけました。
佐世保から持参したおにぎり弁当の美味しかったこと!しばらく休憩後同じルートで帰りの途につきました。
記憶とはいい加減なもので予想とは違いかなり時間を費やし厳しいトレッキングでしたが行って見るとやっぱり山はいいなあとつくづく思います。
長者原に着いたのはもう16:00近くになっていました。
やまなみハイウェーの1330mにある牧ノ戸峠の紅葉は先週よりも紅葉は少なくほとんど終わりの状態でした。
その後瀬の本高原を通り今日の宿「九重高原コテージ」へチェックインです。露天風呂からは先週見れなかった阿蘇五岳の涅槃像がきれいに見えていました。
明日は久住高原を散策して先週雨で見れなかった小国の名所「鍋ケ滝」へ行く予定です。
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