ポーランドの古都クラクフとアウシュヴィッツ強制収容所所

先日ポーランドの大統領が飛行機事故でなくなられましたが、古都クラクフで行われた葬儀の模様が今朝のニュースで放送されていました。

平成１７年１２月１９日私達はウィーンからクラクフへ向かう国際列車の中にいました。クラクフ近郊にあるナチのアウシュビッツ強制収容所跡を見るためです。

ポーランドに入り雪が降り出す中約６時間でクラクフ駅に到着、駅ではスキンヘッドの若者に襲われると言う恐い経験もしました。

クラクフはポーランド王国の首都として栄えた町でヴァヴェル城に国王が住んでいました。写真は葬儀があったヴァヴェル大聖堂です。

ナチのアウシュヴィッツ強制収容所跡はクラクフの西５４Kmにある町オシフィエンチムの郊外にあります。バスで約２時間、今は悲惨な過去を残すための博物館になっています。

「働けば自由になる」と書かれたゲートを通り中へ。２８の囚人棟がありユダヤ人など悲惨な状態で収容されており、その中では大虐殺と言う悲劇が行われていました。アンネの日記のアンネ・フランクも・・・。

銃殺が行われた嘆きの壁。

この中に何人も寝ていました。寒かったでしょう。

シャワーだとだまされて入れられ虐殺されたガス室。

間はどうしてこんな残酷なことが出来るのでしょうか。決して忘れられてはいけない歴史です。

クラクフで驚いたことがあります。日本美術・技術センター「マンガ館」です。俗に言う漫画ではなくポーランド人の名前で、日本美術のコレクターのフェリクス・マンガ・ヤシェンスキーさんが収集した美術品などの常設展示場なのです。

ヨーロッパ全体で見てもレベルが高いそうです。特に浮世絵が多く安藤広重や歌麿などの作品が展示されていました。

 

 タマちゃんの海外旅行記もご覧ください。

オーストリアのウィーンからクロアチアの首都ザグレグへの移動は

この寒さは一体どうなっているのでしょうか！！

ウィーンからザグレグへは鉄道で移動します。その途中オーストリア・アルプスを超えるセメリング鉄道とオーストリアの都市グラーツを通るのが楽しみです。

写真をクリックすれば拡大します。

セメリング鉄道は１８５４年に完成し、アルプスを越えた世界初の山岳鉄道として知られており、鉄道そのものが世界遺産に指定されています。１６のトンネルと１６の石積みの高架アーチ橋が自然にマッチし景色も良く人気のルートです。

またグラーツは人口ではオーストリア第２の都市でハプスブルク家の領土として栄え、旧市街は世界遺産に指定されています。

写真は地球の歩き方から。

ヨーロッパを鉄道で移動する時に必須なのが「ヨーロッパ鉄道時刻表」ですが、これも時刻がすぐ非現行になるため、私がいつも利用させてもらっているのが「白川純さんの個人鉄道旅行」のホームページです。

トップページ左のメニュー・時刻表をクリックし次に進みます。発着駅名を英字で入力しサーチSearchをクリックすると時刻表が表示されルート図Mapや停車駅なども見る事ができます。サーチの場所が画面の右に隠れているかも知れません。試してみて下さい。

ウィーンWienからグラーツGrazまでは特急で２時間３０分、グラーツからザグレブZagrebまでは４時間２０分かかりますので朝早く出ればグラーツの町も十分観光が出来そうです。

実際の旅のもようは右側カテゴリー「海外旅行中継・クロアチアと南イタリアの旅」と「タマちゃんの海外旅行記」でご覧下さい。

http://www18.ocn.ne.jp/~westsea

２０１０関西桜を巡る旅（５）関西桜の旅から帰ってきました

昨日は雨になりましたが、観光中は天候に恵まれ素晴らしい旅でした。阪急電車で空港へ。空港では娘の嫁ぎ先のお母さんと久しぶりに再会し楽しいお話が出来ました。

飛行機もあまり揺れることなく長崎空港に到着し無事に家へ帰りました。

久しぶりの我家ではつつじが咲き出していました。薔薇もそして初めて花みずきの花も・・・。

午後は草刈り機を使って庭や道路周辺の草刈に汗を流しました。

旅のもようは右側カテゴリー「国内旅行中継・関西桜をめぐる旅」でご覧下さい。

ホームページ「タマちゃんの海外旅行記」もご覧下さい。

http://www18.ocn.ne.jp/~westsea

２０１０関西桜を巡る旅（その４）京都祇園の円山公園で坂本龍馬に再会しました

昨日は京都に宿が取れませんでした。大津からJRで京都へ。四条大宮のホテルへ荷物を預け、最初に御室にある仁和寺へ行きました。

今日の日曜日は混雑を覚悟していましたがもう沢山の人と車が押しかけていました。

ソメイヨシノよりも１０日ぐらい遅いと言われる御室桜、５部咲きは行っていないと思いましたが、場所によっては見頃のところもあり白っぽい花がとてもきれいでした。背丈はあまり高くならないそうです。

次に醍醐寺へ。ここは昔豊臣秀吉が盛大な「醍醐の花見」をした所で毎年それにちなんで４月の第二日曜日に秀吉の花見行列が行われています。

意外と遠くてスタートの１時ギリギリに着いてしまい後ろの方から見ることになってしまいました。それでも当時の雰囲気はつかむことができました。それにしても秀吉に扮した男性の機嫌の良かったこと。

桜はほとんど終に近づいていました。

 

今日は地下鉄とバスに使える一日乗車券を購入しました。朝ホテルで会った方が平安神宮の紅しだれ桜を見に行くと言われていたので我々も行ってみました。

入園料を支払い神苑へ。ちょうど一緒になった舞妓さんと紅しだれ桜、とても見事な光景でした。

美術館横の川沿いにある桜並木とお堀を走る観光船を見ながら南禅寺へ。

南禅寺にはローマ時代を思わせる石で造った水道橋がありました。良くドラマの撮影で使われているそうです。

次に八坂神社を通り花見の名所円山公園へ。桜の時期はだいぶ過ぎていましたがまだ多くの人が花見を楽しんでいました。

公園に坂本龍馬と中岡慎太郎の銅像を見つけ写真を一枚。

祇園では舞妓さんを見ようと多くの外国人が集まっていました。

いよいよ明日は佐世保へ帰ります。駆け足で忙しい旅行でしたが、さすがに大阪、奈良、京都は世界に誇る町ですね。歴史遺産はあるし桜や紅葉は綺麗だし、またゆっくりまわりたいと思いました。

ホームページ「タマちゃんの海外旅行記」もご覧下さい。

http://www18.ocn.ne.jp/~westsea

２０１０関西桜を巡る旅（その３）遷都１３００年で盛り上がる奈良から京都へ

今日は奈良市内を見学しました。ホテルはJR奈良駅前でしたが、駅は現在新しい駅舎に変わろうとしていました。まずは循環バスで東大寺大仏殿へ。さっそく鹿たちが迎えてくれます。聖武天皇の直筆の字が掲げてある南大門をくぐり中へ入ると大仏殿が見えててきました。

 

大仏様は後回しということでまず２月堂へ。旧暦２月に「お水取り」の行事が行われることからこう呼ばれているそうです。

裏参道を歩いて大仏殿へ。正倉院へは今日は入れませんでしたが塀越しに・・・。

大仏様に最初に会ったのは私が二十歳の頃でもうすっかり当時のことは忘れていましたがどっしりと大きな大仏様には感激しました。

歩いて春日大社へ。今日は結婚式も行われていました。

今年は平城遷都から１３００年に当たり色んな記念行事が計画されているようですのでお客さんも沢山やってくるでしょう。

近鉄特急で次の訪問地京都へと向う途中再建中の平城京大極殿が見えていました。

この時期京都はすごい数の観光客で賑わっていました。期間限定で京都御所の一般公開が明日まであっており行ってきました。

初めて見る御所広かったですね。京都御苑の桜も素晴らしかったです。万歩計が２万は軽く突破したようで疲れました。

いよいよ明日は今回の主目的である醍醐寺の秀吉花見行列を見る予定です。

ホームページ「タマちゃんの海外旅行記」もご覧下さい。

http://www18.ocn.ne.jp/~westsea

２０１０関西桜を巡る旅（その２）日本一の桜の名所吉野山で花見をしました

大阪からJRと近鉄を乗り継いで奈良県の吉野山へ行ってきました。ここは有名な桜の名所で「一目千本」と言われ３万本以上の桜があるそうです。

これらは山麓から山頂にかけて「下千本」「中千本」「上千本」「奥千本」と分けられて開花の時期が異なるため長い期間花見が楽しめるのです。

今日は吉野駅からロープウェイで吉野山へ。ここから整備された歩道を歩いて登って行きます。写真は駅前の風景です。

道路の両側にはお土産屋さんやお食事処が延々と続いています。桜のシーズンなのですごい数のお客さんが歩いていました。

下千本はピークを過ぎていましたがまだまだ十分に鑑賞できる状態でした。

最初に１３００年前に創建されたと言われる金峯山寺を見学。ここは修験道の道場で本堂の蔵王堂は国宝に指定されています。

次に吉水神社へ。後醍醐天皇が南朝を樹立するまでここで政務を行いました。

重要文化財の書院を拝観しましたが後醍醐天皇の玉座の間や源義經が頼朝に追われ数日間をここで過ごし、妻の静御前と涙の別れをした部屋などが残っています。

大変見ごたえがありました。

また豊臣秀吉が盛大な花見をした時の本陣ともなりました。

神社の入口から見る中・上・奥・千本の景色は桜一色で素晴らしかったですね。

中千本もピークは過ぎていたようです。ここから先は時間もなく、バスで吉野駅へ戻りました。

吉野山素晴らしい桜の名所本当に行って良かったです。

近鉄で今日の宿泊地奈良へ向かいました。明日は春日公園や東大寺などを見て京都へ行く予定です。

ホームページ「タマちゃんの海外旅行記」もご覧下さい。

http://www18.ocn.ne.jp/~westsea

２０１０関西桜を巡る旅（その１）甲子園球場で城島選手を応援しました

長崎空港を１２時の全日空で大阪へ、今日は甲子園球場で阪神ー巨人戦を観戦します。球場へ行く前に大阪城へ行ってみました。

桜はほぼ満開でものすごい数の花見客で賑わっていました。とても見事な桜でした。天守閣広場ではほとんど聞くのは外国語ばかりでツアー客が多かったようです。

阪神フアンがほとんどの球場は満員状態で盛り上がっていましたがいきなり４点を先取されがっかり、それでも途中ホームランなどで１点差まで迫りましたが・・・負けてしまいました。城島選手は活躍しましたが残念でした。

でもさすがに７回の風船飛ばしは賑わっていました。甲子園球場は改修工事が実施されきれいに生まれ変わっていました。

でも写真を見てください。まるで檻に入っているようでしょう。アメリカの球場には柵がなく飛んでくるボールを必死に取りにいきます。楽しいです。

明日は奈良へ行こうと考えています。

ホームページ「タマちゃんの海外旅行記」もご覧下さい。

http://www18.ocn.ne.jp/~westsea

歴史と音楽、芸術の町ウィーン

ウィーンはハプスブルク家が神聖ローマ帝国の皇帝として多民族を統治してきた数百年間首都として繁栄しました。

都市計画で旧市街を囲んでいた城壁を取り除きリングと呼ばれる環状道路を造りました。王宮や国立オペラ座などの主な観光地はこの周辺にあります。今はトラムが両方向に周回していますので訪問したら最初に乗って見ると町の様子が良く分かります。

建物はオペラ座とクリスマスでライトアップされ露天も出て賑わう市庁舎、モーツァルトの像です。

リングの中央にはシュテファン寺院がそびえており周辺には商店街やカフェが連なり多くの人で賑わっています。

ハプスブルク家の夏の離宮シェーンブルン宮殿はパリのベルサイユ宮殿を意識して造られました。天才音楽家モーツァルトが６歳の時初めてここで演奏したそうです。

またフランスへ嫁ぎフランス革命で処刑されたマリー・アントワネットにプロポーズしたそうです。

オペラ座もシェーンブルン宮殿もツアーで見学しましたが、とにかく中がすごく豪華ですね。

旅のもようは右側カテゴリー「海外旅行中継・クロアチアと南イタリアの旅」でご覧具下さい。

「タマちゃんの海外旅行記」でもご覧下さい。

http://www18.ocn.ne.jp/~westsea

ウィーンの宿を予約しました。

最初の訪問地ウィーンへは今回で３度目です。宿は中心部よりやや北にある前回宿泊したユースホステルに決めました。地下鉄の駅からも近く、とても清潔でシャワーやトイレは共用ですが各所にあります。フロアーは違いましたが修学旅行と思われる子供達も泊まっていました。

若い人ばかりだと想像されるかもしれませんが結構年配の方もいるんですよ。宿泊代を安く抑えたい人にとっては便利なところですし外国の方と触れ合う機会もあります。朝食は付いていますが、主に夕食は自炊の我々にとってはキッチンがあれは料理も出来ます。

旅行に必要なグッズの中に一号炊きの炊飯器「トラベルクッカー」と世界中のコンセントに合うアダプターがあります。電圧はクッカーで自動調節します。持参した米でご飯も炊きますしうどんやラーメンも作れます。とても重宝しています。フランスでボストンバッグと一緒に盗難にあいましたので買いなおしました。

各地のスーパーマーケットで買い物をするのも楽しみの一つですし、お土産も安く買うことが出来ます。

ヨーロッパに君臨したハプスブルク家とシェーンブルン宮殿、女帝マリア・テレジアと皇女エリザベート、フランスへ嫁いだマリーアントワネットそして芸術と音楽の都・・・ウィーンはとても素敵な町です。

旅のもようは右側カテゴリー「海外旅行中継・クロアチアと南イタリアの旅」でご覧具下さい。

「タマちゃんの海外旅行記」でもご覧下さい。

http://www18.ocn.ne.jp/~westsea

クロアチアのドブロヴニクからイタリアのバーリへのフェリーを予約しました

航空券でオーストラリアのウィーンに入り、イタリヤのローマから出ることは決まりました。後どうしても決めておかなくてはいけないのがクロアチアからイタリアへの移動手段です。

陸路を行くのはドブロヴニクから戻る形で遠回りになります。今回はローマから南をまわりたいので非効率になります。

そこでアドリア海を船で渡ることを検討しました。地球の歩き方によるといくつかのフェリー会社が運航していることが分り、ウェブサイトで検索し、ヤドロニヤ社のホームページを見つけスケジュールを見てみました。

火曜と土曜の週２回しか運行されていませんでした。予約状況を見ると２ベッドのキャビンにはもう空はなく４ベッドのキャビンしか空いいませんでしたので急いでオンラインで予約し、またクレジットカードで決済しました。これで一安心です。

後はドブロヴニクの現地事務所で事前にチケットに交換する必要があります。

夜２３時にドブロヴニクを出航し翌朝８時にバーリに到着しますのでそのまま観光に行けますし、ホテル代が節約できますので便利です。

バーリからすぐ近くの世界遺産アルベロベッロを見てその日のうちにナポリに移動したいと考えています。

船旅で思い出に残っているのは北欧を旅した時にスウェーデンのストックホルムからフィンランドのヘルシンキまで乗った豪華客船シリアラインです。１２階建でお店やレストランなども沢山あり人気があります。北欧のツアーには必ず組み込まれているようです。

旅のもようは右側カテゴリー「海外旅行中継・クロアチアと南イタリアの旅」でご覧具下さい。

「タマちゃんの海外旅行記」でもご覧下さい。

http://www18.ocn.ne.jp/~westsea