タマちゃんの旅ブログ

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2017山鹿市八千代座と熊本城の旅(その2)地震被害の熊本城を見る

2017年11月02日 14時15分17秒 | 2017八千代座と熊本城の旅

八千代座の後は昨年4月の大地震でとても大きな被害を受けた熊本城へ行ってきました

11月1日(木)9:00「桜の馬場城彩苑」駐車場に車を置いてお城へ。

震災後2度訪れましたが今回は熊本市が作成した復興見学ルートに沿って一周してみました。

城彩苑の裏の坂を登っていくと先ず未申櫓があります。

元太鼓櫓に続く石垣と塀は無残に崩れ落ちでいます。

南大手櫓門・元太鼓櫓です。

二の丸広場から見る左から宇土櫓・小天守・大天守です。

戌亥櫓です。

今まで震災後テレビで報道された一本足で立つ櫓と間違っていました。

これは後から見る市役所側の飯田丸五階櫓だったのです。

加藤神社から見る小天守・大天守です。

震災直後の写真です。

同じく江戸時代から残る唯一の五階櫓の宇土櫓です。

この神社は子供たちの七五三でもお世話になったので懐かしいです。

石垣の石にはかっての姿に忠実に復旧するため番号がふられて並べられていますがこれも大変な作業です。

北十八間櫓は崩れ落ちて現在はありません。

長塀の塀はすべて倒れて今はありません。

熊本市役所の14階からはお城が一望できます。

 天守閣とその手前が2008年に復元された本丸御殿です。 

クレーンの横が一本足で支えていた飯田丸五階櫓です。

ガイドさんによると櫓もひずみがあるため解体修理されるそうです。

 

 

お城の入り口には熊本城を築城した加藤清正の像があります。

お城の復旧には多額の費用と多くの時間が必要になりそうです。

私達家族にとっても熊本は第二の故郷でお城はそのシンボルでした。

大変な道のりでしょうが一日も早い復興を願ってやみません。

旅の模様はカテゴリー「2017八千代座と熊本城の旅」でご覧ください。 

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2017山鹿市八千代座と熊本城の旅(その1)坂東玉三郎公演を見る

2017年11月02日 08時42分28秒 | 2017八千代座と熊本城の旅

31日(火)歌舞伎の坂東玉三郎公演を見るため熊本県山鹿市にある八千代座へ。

明治時代に造られた芝居小屋ですが江戸時代の雰囲気を今に残しています。

 小屋は何度か見学したことはあるのですが、一度ここで公演を見たいと思っていたところ新聞で玉三郎の公演があることを知り電話で予約しました。

 

これは以前見学したときの写真です。

升席は後ろの方でしたが小さい小屋なのでとても近くで見ることができます。

玉三郎さんは人間国宝にも指定された歌舞伎の女形。

体力的なこともあり一度は引退を表明されたようですが周囲からの要望も強く続けられているそうです。

最初に口上で山鹿で公演を始めここまで続けてきたことやその間八千代座が補修整備され地震にも耐えた素晴らしい劇場に生まれ変わったことなどユーモアを交えながら話されました。

また後半の踊のために分かりやすい解説もありました。

演目「京鹿子娘道成寺」は以前行われた公演を大画面に映し出しながら途中本物が飛び出してきて踊るという趣向でしたがなかなかよく出来ていました。

何といっても場面場面で衣装を変えながらの踊りを生で見ることが出来その女らしさのしぐさと衣装にに感動しました。

この演目の踊りも体の動きがかなりハードで通しで演じることは体力的にもかなり大変だろうと感じました。

誰よりも女らしくてとても素敵です。

鹿児島などからの団体や愛知からの追っかけさんなど遠くから沢山の方が来ておられました。

また機会があれば見に行きたいと思っています。

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