秋桜を揺らす風あり恋心
（こすもすをゆらすかぜありこいごころ）
しりとり五七五で「恋」が出ましたので
久しぶりに恋の気分を詠んでみました。
咲き残るオクラの花や老いの恋
（さきのこるおくらのはなやおいのこい）
「オクラ」だと秋の季語ですが、
「オクラの花」となると夏だそうですね。
咲き残りということで、大目に見てください。
投稿句有難うございました。
ひっそりと猫の潜れる通草垣 よしさん
９月９日～22日のツィッター句をまとめました。
（ブログで発表済みは除いています。）
栃若の昔ありけり九月場所 小のよく大を投げけり九月場所
ピーマンや人生ほど良き焼き頃と 我が貌に似てピーマンの美味きかな
竹を伐る人なく村の老いにけり 三十八年添ひて半ばや竹の春
園児らと声交わすごと爺案山子 山里の営み確と曼珠沙華
炭焼きの爺の一服煙管草 福神の群れ咲く池や秋の風
尖閣に波なほ高き野分かな 笑みの種秘めて風船蔓かな
ママ老いて交わす一献新走 まだ時にあらずと庭の杜鵑草
月残る朝（あした）に鳴けや杜鵑草 郷の家（や）は老い独りなり時鳥草
老い母の早寝早起き時鳥草 弟の蘇る声時鳥草
谷ぬうて稔り田溢るる如きかな 人老いて猿の柿喰う山家かな
えのころの靡くや競うことのなく 虫籠の如くカラオケ喫茶かな
高層に虫籠を聞く都会かな 虫籠の虫の心根知らずして
秋分を探す野辺路や老い二人 秋分や醜聞聞かぬ日々のなく
秋分の墓に線香くゆりけり 秋分の窓開け放つ掃除かな
良妻の夜顔となる飲み屋かな
遅まきしたせいかもですが、ウンザリするほど実をつけてくれます♪
珍しくイチバン乗りになりそうですね（笑）。
虫の声の音を紹介しているホームページをtwoguitarさんが紹介してくださいましたので、お知らせします。
http://mushinone.sakura.ne.jp/
これで聞くとコオロギだけでもこんなにいたの？！とびっくりですし、虫の声も違い、奥深いと思いました。
「秋桜を揺らす風あり恋心」
黄花の秋桜もこの頃見かけますね。
秋桜・思い出のある花です。
「咲き残るオクラの花や老いの恋」
華やかさはないけれどオクラの花は惹かれますね。
「老いの恋」・・苦しいでしょう。
沢山作られるのですね。凄いです。
「月残る朝に咲けや杜鵑草」
超秀句です！！
＜ 咲き残るオクラの花や老いの恋
秋桜も恋風に、揺れているんですね♪
表面は清浄なオクラの花も、底は未だに
赤く燃えてますね♪
＜ 竹を伐る人なく村の老いにけり
＜ 月残る朝（あした）に鳴けや杜鵑草
＜ えのころの靡くや競うことのなく
を頂戴いたします♪
どちらもすてきですが、「秋桜を揺らす風あり恋心」に胸キュンしました。
恋心と風に揺れるコスモスの姿とがとてもよく重なります。
恋は年齢に関係ないですね。純粋な恋心はオクラの花のように
気品ある美しいものだと思います。儚くもあるかもしれませんが。
たくさんの句、拝見しました。その中でいちばんのお気に入りは
「笑みの種秘めて風船蔓かな」鎌ちゃんの句もまた笑みの種ですね（＾＾）
良かったですね♪
「弟の蘇る声時鳥草」
ツィッター句の中で見つけました。
☆彡☆おめでとうございます☆彡☆
私も 嬉しいです♪
鎌ちゃんとお母様の心配も 解消できますね♪
リハビリを頑張って 早く復帰して欲しいです。
コスモス、常に揺れているような気がしますね。
揺れる想いをコスモスが代弁している気がします。
老いの恋、若い頃の恋と違って 落ち着いた年輪を感じますね。でも、疲れるんだろうな!!
咲き残るオクラの花や老いの恋
恋心さわやかでいいですね
どちらもとても綺麗に撮れてるから
良い恋が出来そうな、、、
さすがに鎌ちゃん、、、恋の詩はうまいですね！
＞咲き残るオクラの花や老いの恋
二句ともどもにしっとりとした大人の恋を感じます。
まだまだ情熱は全く衰えていないようですね。
秋桜、咲き残るオクラの花・・やはり大人の雰囲気があります。
＞ 弟の蘇る声時鳥草
弟さん回復されたのですね。
時鳥の元気な声が聞こえてくるようです。
コスモスも嬉しそうにゆらゆらり♪
わが家でもオクラの花は咲くのですが、せいぜい3㎝くらいの実ぐらいしかつきません。もう終わりみたいです。