これやこのいく野の道の青田かな
(これやこのいくののみちのあおたかな)
妻の故郷、丹波路編の続きです。
百人一首の
「大江山いく野の道の遠いければまだ ふみもみず天の橋立 小式部内侍」
の所縁の地、福知山市生野です。
国道9号線の看板を撮影。
生き急ぐ夏蜩の哀れかな
(いきいそぐなつひぐらしのあわれかな)
蜩といえば秋の季語。
妻の実家では、早々と鳴く声が溢れていました。
窓開けて青田の風を迎へけり
(まどあけてあおたのかぜをむかえけり)
妻の実家にて。
やはり田舎の風は涼しい。
窓を開け放つと、いい風が入ってきました。