鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

丹波より(その3)

2014-07-23 18:27:36 | 写真俳句

これやこのいく野の道の青田かな

(これやこのいくののみちのあおたかな)

妻の故郷、丹波路編の続きです。

百人一首の

「大江山いく野の道の遠いければまだ ふみもみず天の橋立  小式部内侍」

の所縁の地、福知山市生野です。

国道9号線の看板を撮影。

 

生き急ぐ夏蜩の哀れかな

(いきいそぐなつひぐらしのあわれかな)

蜩といえば秋の季語。

妻の実家では、早々と鳴く声が溢れていました。

 

窓開けて青田の風を迎へけり

(まどあけてあおたのかぜをむかえけり)

妻の実家にて。

やはり田舎の風は涼しい。

窓を開け放つと、いい風が入ってきました。