鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

蒼空

2012-10-11 06:04:26 | 写真俳句

《お詫び》

目の状態がよくありませんので、

皆さんへの訪問が滞っております。

 

朝顔の空より青く咲きにけり

(あさがおのそらよりあおくさきにけり)

 

白雲にならむか秋の韮の花

(しらくもにならんかあきのにらのはな)

韮の花は今が盛りなのですが、夏の季語なのですね。

 

投稿句有難うございました。

ふるさとはいかにも遠し鹿火屋守  よしさん

 

   10月1日~10日のツイッターでのつぶやき句をまとめました。

                       (一部省略しています。)

  人にみな隠し味あり土生姜             生姜湯に払いし咳の一つかな

   野路行くや秋の七草唱へつつ           秋の七草やゆたりと句を詠まん

   老い骨のやや目立ちきて障子干す        鬱憤をぶつけ破りて障子干し           

   村の明日望みて案山子祭かな          弟の戻る目力(めぢから)氷頭膾

   弟のリハビリ厳し竹の春                            臥してなほ母を想ふ子竹の春

   老農の誇り顔あり豊の秋              豊の秋腕白坊主も老いにけり

   郊外に住みて浮き立つ豊の秋           稲刈りや何やら猫もいそいそと

   朝の気のぴりりと沁みて寒露かな        寝具一枚重ね目覚むる寒露かな

   夢覚めて厠に起きる寒露かな           朝ドラの少し忙しき寒露かな

   秋冷や赤きべべ来て和人形            難病の眼に秋光やノーベル賞

   故郷の老い深まれど新松子            故郷の子らの素朴や新松子

   新松子弱虫小僧の我なりき             訪へばいにしへよりの秋の風

   越前の秋の香へしこ焼く煙              黄金の豹柄眩し秋の蝶

   鉄人はバットを置きぬうすら寒           賑やかに園児の列や初紅葉

   うそ寒や眼科に並ぶ列長く             老いばかり並ぶ眼科やそぞろ寒

      CDを借りる老婆や秋うらら

 

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