鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

明日香にて その2

2008-09-29 06:39:34 | 写真短歌・写真俳句

今生(こんじょう)で朽ち果つるとも 彼岸花

明日香村、橘寺で撮影しました。

現世には限りがあります。

人も物も花も、やがては朽ち果てます。

しかし、彼の岸の世ではこのように・・・・。

 

 

姫王(おおきみ)と覚ゆ明日香の曼珠沙華かな

明日香へ来て想う女性といえば、

額田王(額田女王、額田姫王)です。

中大兄皇子(天智天皇)、大海人皇子(天武天皇)

双方から思いを寄せられ、その間で心を揺らしたと言われる姫王。

明日香で、曼珠沙華を見るとき、

どこか姫王に重なるのものを感じるのは、私だけでしょうか。

 

 

染まりゆくあなた好みに 曼珠沙華

何かで、どこかで、白の曼珠沙華は、

次第に赤に染まってゆくということを聞いたことがあるような・・・。

それは本当でしょうか。

額田姫王も、そのように思いを染めていったのかも・・・・。

 

 

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