トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

我が犬は黄昏

2008-10-07 | ペット

『老いし犬目も見えずして耳遠く愛想も無けど触れば尾を振る』

『過ぎし日に愛嬌溢る我が犬は今は老いたり下肢を汚せし』

『幾数多幾千草木我汝地球に生まれ地球に戻る』

『有島の題名ならば逝く秋は黄泉にいざない命産む春』

昔 週刊誌に「ブロンディ」という犬のいる一家の漫画が連載されていた

アメリカ民謡に「老犬トレイ」というのがある

子どもにせがまれて というよりも思春期の対応に窮して

犬の助けを借りたのだ

たわいなく冒頭のイメージを抱いて

一匹の犬は大きな役割を果たしたが 我がイメージは頓挫した

それは無知に寄るところが大きい  犬種の特徴の理解が足りなかった

愛嬌に優れるが訓練性能は劣る  遺伝的特質として

ドライアイ 心臓疾患などが好発するなどだ

例に漏れず幼少期からドライアイで薬が欠かせず 結局 白内障 緑内障を発症した

生理が無くて 手間要らずと思っていたら 卵巣膿腫で切除する羽目になった

昨年の夏は心不全で間一髪だった 心肥大が著しい

この夏は越せるかと危惧していたが 早めの予防策でなんとか越せた

「老犬トレイ」の世界はとうに私から去ってしまって

退職した今も 我が家でケアワーカーだ

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