トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

残念!浮上ゼロ…

2018-05-22 | ペット
 ドブガイを池上げし浮上水槽に移し毎日覗きながら待つこと3週間、一匹も姿を見る事無く池に戻した。
 沈下性の底魚用の餌を池に入れ、集まってくるドジョウやタナゴを箱メガネで確認すると産卵管が伸びている個体もいる。まだ産卵の可能性もあるだろうからドブガイを管理籠に入れ池に戻した。また3週間の間、池に置いて産卵を期待したい。

 昨季までは「自然環境に近い方法で…」と池での浮上を試みたのだが一匹も確認できなかった。産卵管を伸ばして産卵行動をとっていた個体は複数存在していたから「環境方法論」として誤っていたという反省で池上げし浮上水槽に変更したのだが、こればかりは思い通りにはならない。

 池上げの時、砂礫の清掃を行い半分は荒木田土に変更したけれど、戻さなかった砂礫の中にドブガイ1枚があって失ってしまった。十分慎重にしたつもりだけれど見落としは有るものだ。この時に拾い上げた池で産まれたマシジミは10個あって、たかだか3週間の間に大きくなっているのが分かる程育っていた。
 
 マシジミは微塵をいれたトレイで管理していたが、ドジョウが夜間に掘り返すようでトレイの微塵が排出され続けマシジミが露出するようになったのでステンレス製の笊に変更した。これで微塵の流出は防げるだろうし潜っているシジミへの水の循環も良いはずだと判断したのだが、池本来の底土層の方が良いのかどうか、ここを判断出来る知識は無い。

 マシジミは繁殖しドブガイも二夏過ごした個体もいるのだがカラスガイは両者より水温上昇に弱いようで二夏目は越せなかった。昨秋求めたカラスガイ3枚はこの産卵期に息絶えた。水温が高くなった訳では無いだろうし、産み付けられた卵で窒息なのかどうか確認は出来ていない。もう「ハアー」である。

        浮上水槽から取り出し  ➡   池内の産卵管理籠へ移す

この記事についてブログを書く
« 「あかいみ! あかいみ!」... | トップ | コクサギの実生苗 »
最新の画像もっと見る

ペット」カテゴリの最新記事