トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

新種マユタテアゲハ⁉

2021-11-14 | 小父のお隣さん
 最近の「お化粧法トレンド」は「眉」なのだそうで、眉だけに特化した店舗も出てきているのだとか。スマホのアプリで「自分に似合う眉」をAIが教えてくれるサービスも有るのだとか。老若男女こういう事が興味の対照、トレンドになってくるような社会は健康的ではありえないと小生はついつい思ってしまう化石だった。そうは言いつつも「下々、子々孫々に国家の負債を増すのがトレンド」いいえ常習となり下がった陣笠先生の化石振りには遠く及ばない。

 そんな折、フイールドで流行・トレンド、先端を行くアゲハを発見したのだ。正確には発見したのはSさんで小生は教えてもらっただけであるが、何と「マユタテアゲハ」だったのである。嘘も隠しも無いし合成でもない眞正の1枚オリジナル激写板なのである。
 翅の肩口、赤い眉が明確に歴然と乗っている。おりしも日光浴で翅を広げてくれたから普段では撮影し難い1枚が撮れたのだった。御開長は恐らく120mmほどあるだろう最大種と言っても過言ではない。その上、その上である、トンボ池の一画にあるユズの幹にはこの種の蛹と蛹になる直前の幼虫が上下に接近して存在していたのだ。御開長と聞いて別の事を想った人は人には言えない観察があったはずであるがここでは触れない。字も違うのである。
 S先生曰く「蛹化・越冬環境として選ばれた場所が同じ」だったとの事で、やはりどこでも手当たり次第に蛹化場所にする訳は無いだろうくらいは小生でも推測できる。しかし、自宅のジャコウアゲハの越冬蛹をみれば勝手気まま、三々五々好きなように場所取りしていて「エーッ、なんてことだい!」と言ってしまう場所もある。この種の蛹化場所は「お馬鹿」に尽きる。まあ、科学的見地ではなく経験値・・・。
 蛹化直前の個体   ➡    蛹化後は保護色で見分け難くなる

 このチョウ、本来の名称はあるのだが「紋が白いのにモンキアゲハ」の呼称ように紛らわしくない「マユタテアゲハ」が呼称としては最適では無いだろうか。しかもトレンドなのでチョウも嬉しいし今日も嬉しい!。次のハロウィンにはこれを模した仮面で参加したらモテるだろう。
 渋谷の交差点に立つおいらを空想するだけで鳥肌が立つが鱗粉の代わりには脂漏性湿疹の落屑を付けてだ。しかしまあ真実早い話、鳥肌を立てられ眉を立てられるだけであろうが・・・。

        

 まあ、いつも通りの無駄話とは言え「名は体を表す」とも言われるし「言動一致」も大切な要素である。「よし!いくぞー」と言っても青森から出なかったり「よし!川英治」といっても氾濫は毎度のように起きる。その中で択一秀逸なのは「よし!名がさゆり」なのだろう。あの「青い山脈」や「草を刈る娘」の主人公ぶりを見れば「さすが!なるほど!天晴れ!」といまだに言えるのだ。体現する名前でなくてはいけないだろう。だからマユタテアゲハ!。

          

この記事についてブログを書く
« **今日の怒々溢 | トップ | **今日の都々逸 »
最新の画像もっと見る

小父のお隣さん」カテゴリの最新記事