トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

兵どもの夢のあと…

2016-09-22 | 水辺環境の保全
 久しぶりに泥水地とトンボ池周囲の刈り払いをする。草丈は太腿あたりまで伸び、刈りにくい事この上ないのだが、今期はノササゲが繁茂してそれらの上を覆い尽くしている。上を刈り払っても下を刈り払っても動いてくれない。
 更にミソハギなど高生種の上を覆った部分は倒伏し、これも地際からの刈り取りを邪魔する。すったもんだで大雑把ではあるが刈り払った。数日乾かし集草集積して一件落着だ。
 こんなに伸ばさず刈り払いたいのだが、そうすると進入者による被害が増えるので、ここ何年かは夏休み期間には踏み込み難い草藪にしてしまっている。
 水辺管理のスタイル、前半は羽化中心の設定、後半は産卵中心の水面を開けた設えにしたいのだけれどテーマパーク御一行様の踏圧被害や採集被害も増えるので9月までは、ついつい「兵どもの夢のあと」風ですぎる。
 まあ、伸ばすにしろ刈るにしろ、どっちを選択しても自業自得の愁嘆場である。

  泥水地 ➡            トンボ池