トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

要注意、腰痛だけの人生

2016-09-12 | 水辺環境の保全
 「魔女のひと突き」から2週間経過しても、まだ動き始めが痛くて情けない姿勢になってしまう。それでも安静にしているより歩行をした方が痛みが軽減するようになったから、あえて歩行距離を稼ぐ隣沢取水地まで出かけた。作業は取水河床を平滑化させ集水升へ土砂の流入を減ずる事にある。
 細い水路だと流速も早まり土砂を流す力も強まる。河床を平滑化し流速を弱めれば集水升へ土砂の流入も減るだろう…との思惑なのだ。
 とは言うもののギックリ腰回復途上で鍬での土砂の移動と慣らし作業では油断が出来ない。腰に保護ベルトを装着し作業をしたが、真夏日ではベルトだけで暑く感じる。この日の作業、台風による出水で増水した流れの助けを借り土砂を移動させるもくろみだったが降水量30mm程度では全く増水無し。まあ、人生、願ったり叶ったりや天の助け等、そうそうないものだ。
 ここで言いたい「(腰痛)さよならだけが人生よ!」そう、小生の腰椎は職業柄、座滅してしまったのだ。早い話、潰れている。この事実を忘れると手痛くないが腰痛いしっぺ返しを喰らう。腰痛とは疾病なので要痛意、いや要注意せねば…。まあ、ほとほとチーンではある。

            一突きでホトホトたどる処暑の山
  
         整地前    ➡    整地後

ガチャガチャ鳴くのはクツワムシ

2016-09-12 | 小父のお隣さん
 周囲に家が建ってクツワムシの鳴き声を聞くことができなくなって数年経つが、どういう訳か我が家の玄関先で今季は鳴いているのだ。隣家の壁に反射して二階にいても目の前で鳴いているように大きく聞こえる。鳴く虫の中では大音量のクツワムシだし夕闇が満ちれば深夜まで鳴き通しだ。
 田舎育ちのせいだろう、大音量でも不快には感じない。当地に越してきた頃、鳴き声が珍しくて懐中電灯を照らして探した事があった。概ねクツワムシは、他の虫と比較すると光にも鷹揚でカメラを近づけても平気だった。そんなことを思い出し夕涼みがてら撮影したのだが、料金代わりに何か所も血を吸い盗られた。痒いのなんの、半ズボンで夜外出するもんではない。「ウフ~ン」と美女が寄ってくる…。
 今季はなぜ居ついているのかと考えてみた。カヤツリグサが繁茂しているからかと思うのだが真相は不明だ。童謡で「ガチャガチャ鳴くのはクツワムシ」と教えているが、どうもウマオイの名前が先に出る。「馬を追い立てるほどの音量」と刷り込んでいるのかもしれぬ。
        アガパンサスに居た       両翅を立てて大鳴き中 

   くつわ揃えて牧場の阿呆は民意ムシムシ隠し立て ハアコリャコリャ

   馬は追われて小池にはまる面子形無し水溜り ハアコリャコリャ