トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

お彼岸の被害で悲観、被害がなくなる事を悲願

2016-09-20 | 小人閑居して憮然
 ついに泥水池内の水稲が猪の餌食になってしまった。米の収穫を意図したものでなく環境植生として導入している水稲であるから「被害」と言うには憚られるのであるけれども、どこかで記憶したようなスローガン「一粒たりとも渡さない!」思いは消えていない。
 今季の植え付けは例年より遅れた事もあって、お彼岸に入ってからの被害だから一か月は遅くなった。早くても遅くても必ずやって来るのが鳥獣被害で、農業生産はしていなくとも猪による環境破壊や構造破壊は想定内であっても鬱憤が沸き上がるのは想定無いで希望的観測があるからであろう。

 まあ、かの環境汚染の現場、市場だけに市場原理が想定通りに機能していたのだろう。多くの関係者が居るのに情報すら出てこず、土壇場になって店主達には愁嘆場になってしまった。ドングリの背比べに見える各局の報道でのコメント、証拠が無いから滅多な事を公共の電波で言えないのは理解するけれど、小生には「猪の仕業」と丹田がささやくのだが、端的に言えば汚染は土壌だけでなく環境や構造にまで及んでいるとしか思えない。
 今回の事、普段「皆様のなんとか」と言ってはばからない鳥獣の沈黙ぶりは、もう鳥獣戯画である。