トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ヒガンバナが咲いた

2016-09-19 | 小父のお隣さん
 フイールドのヒガンバナが開花した。新聞での開花報道が数日早かったけれど、我が家のヒガンバナはまだ開花していない。植栽した訳でもなく、紛れ込んだ球根からだと思うのだが「敷地内に植える植物では無い」なんてフレーズも記憶にあるけれど、特段の悪さをする訳でもないからそのままにしている。
 彼岸の入りに合わせて開花するなんて、まあ、良く出来た植物と言うべきなのか、命名者の感性をほめるべきなのか、開花時期と季節を見事に一致させている植物は他に在るのだろうか、思い浮かばない。

猪掘り起し被害

2016-09-19 | 感じるままの回り道
 棚田から泥水池の集水路へ下る法面の破壊が深刻だ。耕耘されたように夏草も根こそぎ掘り返されてしまった。枯れた草本を放置しておくと更なる掘り起し被害につながるから造林鎌で引き寄せて片づけた。
 集水路の幅6尺は半分ほどに狭くなった部分もあって、早めに修復する必要があるのだが、もう土を引き上げるだけでは安定しないから丸太で土留めの段差工を施さねばならないだろう。作業が作業だから刈り払いシーズンが終了してから凍結期までが一応の目安か…
 
 勿論、掘り起こしだけが被害では無く、写真右上の棚田の水稲は既に全滅状態なのだ。この棚田より出穂が遅い泥水池内の水稲も偵察侵入があるから程なく全滅する。時折は如何にも悔しいので偵察侵入されると直ちに青刈りした事もあったが、しめ飾りを作る訳でもなく、馬鹿馬鹿しい限りだった。
 さて、青刈りしないとどうなるかと言うと、全て穂は齧り取られ倒伏させられ泥沼状態になり腐臭に満ちてくる。このままだと水質汚染から水生生物に被害が及ぶので「結局は堪平どん」なのであるが、このフレーズ、同郷人しか分からんだろうなぁ…。