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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

山荒氏はひっそりとやって来る

2016-07-12 | 小人閑居して憮然
 刈り払いの途中、気にかけていたヤマユリが見える位置まで来たから「開花しているか?」と視線を向けたが立ち姿が無い。ああ、やっぱりと思っていた事態になっていた。
 立ち姿の高さは小生と同じくらいで蕾は3個だけだったが良い種子が出来るだろうと期待していた株だったものの、遊歩道至近だから被害の確率も高い場所なのである。
 地上部は球根近くの茎の色が赤茶けた部分で折られて投げ捨ててあり、球根の有ったと思われる部分は窪みになっていた。この付近は表土が浅く粘土質なので針葉樹でさえ南部せんべい風にしか根を張れない。盗掘跡から推測するに簡単に抜き取って行ったように見えた。
 まあ、前日は雨模様で、葉の新鮮さから推定すれば前日あたりの行為なのであろう。購入しても1球500円程度なのに、こんな輩が一人いるだけでフイールドの貴重種は根絶する。今季、久しぶりに開花したササユリは全て抜き盗られたし、ヤマユリも頼みの採種株と考えていたのが消えてしまった。現在のところ他のヤマユリは確認していないのだ。ホントに盗人の種は尽きない…。
            誘惑されて捨てられて    盗掘痕

庭のツチノコ

2016-07-12 | 今日は真面目に
 「端材の玩具は蛇」シリーズでもう一体「ツチノコ」を制作してみた。いったい幾つ作れば気が済むのか自分でもわからないのである。雨の一日、朝から暗くなるまで要して完成したツチノコ玩具だが設計図も何もないまま作ってしまったため節の動きが制約されてしまった。とは言え、黙っていれば他人は気付かないだろう。自分で思っていた可動域を達成できなかっただけなのだから。可動角度くらいはコンパスと定規で製図してみれば良かったのだが後の祭りである。
 さて写真も完成品を写しただけでは面白くもなんともないから庭で悪戯してみた。ツチノコの板面が可愛いと思うのは独りよがりだろう。まあ、キアゲハの幼虫を狙っているツチノコを表現したのだが、マルチな小生の映像作家としての腕前やいかに…。なんちゃって。
  幼虫さんこんにちは     マムシ等とは組継ぎの向きが異なる