
御出勤?のため池の横を通ったら足元からトンボが舞い上がり胸元に止まった。オオシオカラトンボのメスだった。撮影しようとケータイを出そうにも胸元のポケットにある。静かに静かにと動いたのだが飛び立ってしまった。
朝から「ハハ~ン」なんて声を出し池の水際を捜索する。まあ、捜索するまでもなく、羽化台用にと水際線にアルミ線で固定しておいたカサスゲの葉に抜け殻があった。ただそれだけの事なのだが、春先まで錦鯉を飼育していた池である。既に7月だから今季産卵された世代なのだろうと推測した。
ウスバキキトンボは1シーズンに世代交代を繰り返すと言う知識はあっても他のトンボにも当てはまるなんて思いもしなかった事である。
種は不明のイトトンボが最初に脱皮殻を残し、マユタテは抜け殻未確認、今回のオオシオカラは翅の煌めきと脱皮殻で池で成長羽化した事の確認第一号なのだ。