トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

広場の刈り払い

2015-08-30 | 今日は真面目に
 既に「広場」でなくなった広場である。植樹した樹木が大きくなって若い林間の風情を醸し出している。それでも林床には日照が届くから夏草は繁茂する。あと数年たって木陰で占められてしまえば夏草の繁茂は衰えるだろうがネザサは衰えそうもない。ネザサの勢力を復活させないためにも刈り払いは続く。
 自然実生のアカメガシワが結実するようになって、前年に落ちた種子から発芽が盛んになっている。そのまま成長させるとアカメガシワの森になりそうな勢いがある。里山の生物にとってアカメガシワの花は大切な種類とも聞くけれど、やはり増えすぎるほどの勢力をもつ種類はほどほどに散開させておく。
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今日のトンボ「リスアカネ」?

2015-08-30 | 小父のお隣さん
 お盆過ぎから急に増えた感じのするトンボだ。翅先端に黒褐色斑があるけれど赤い色彩が際立つからノシメトンボではないだろう。同種だと思うが食草園で連結ホバリングで産卵行動をしていたカップルがいた。下は水面でも湿地でもない草地なのである。図鑑には「茂みの中でのメスの単独産卵もあります」とあったから地上部への産卵はあるのだろうが、今回は連結していた。トンボの世界はわからない。「曰く不可解」と結んで華厳の滝に身を投じた青年がいたが小生は老年だからそれはない。
                       

頭かじり虫ではなくて!?

2015-08-30 | 感じるままの回り道
 遊歩道を歩いていて足元に目が留まった。茶色の毛皮が見えたからである。既に頭部はなく内臓が引きずり出され胴体と同じくらいに露出していた。尻尾の形から鼠類だろうと推測したが茶色の体毛を持つネズミは初めてである。だから名前は判らなかった。
 ネット検索してみたら赤毛の野生鼠は数種あったが大きさから「アカネズミ」ではないかと推定した。捕食者は誰だか不明だけれど頭部だけ齧って残りは捨て置くなんて食べ物に困っていないのだろう。「食べ物で遊んではいけません!」言われたなあ…。