トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

取水地の河床

2015-08-02 | 水辺環境の保全
 第二トンボ池が干上がってしまった。新設したビオトープと棚田をつなぐ水路にも流れが無い。吐水口まで確認に行ったら案の定、僅かな水量になっている。「コナギ抜き取り」の予定を変更し取水地の沢まで行った。河床の水路が変わり取水升まではチョロ水しか入っていない。
 スコップで河床の水路を変更し取水升まで水流が流れるようにした。これで取水升からオーバーフローするようになって通常の水量に復活するだろう。送水ラインが短ければ結果確認は直ちに可能なのだが、高低差3mの吐水口まで総長500mのは配管がU字形に山ヒダに沿い下がって上がっているから結果を確認できるのは一昼夜後になる。
 河床は降雨のたびに変化するから、河床を安定させるために杭と丸太で段差工を施さねば解決には程遠い。水系の設置者は県なのだけれど…。
 左が主流 ➡  流れを右へ   取水升オーバーフロー

今日のトンボ「幽霊みたいで!?」

2015-08-02 | 小父のお隣さん
 さーて、手の付けようがない。縁紋は黒く明確で翅端に細身の黒褐色班がある。一見したとき「シオカラのようで違うし」と思ったからシオカラトンボは外したのだが、オオシオカラトンボとも全く異なる。シオヤトンボかとも思ったのだがネット図鑑との類似性は薄い。「低いところに止まるのを好む」のは該当するようだし、昨年見た似た種も地面だったが、翅端斑が無いのは草に止まっていた。
 デジカメで撮影できたからシャープな絵になると思っていたが甘かった。背景が斜めだとピントも大雑把になるようで、合焦音とマークとを確認したのに信じられない品質だった。似たようなトンボを何個体か見たが翅端に黒褐色斑があったのはこれだけだ。個体差なのか、これもわからない。トンボ図鑑でもヒットは無し。後はおぼろ…柳の下でなく良かった。暑い毎日ではある。
  低い位置の翅端斑あり        草に止まる翅端斑なし