トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

狂い咲きか…

2015-08-23 | 小父のお隣さん
 コバノガマズミだと思うが実は色付き始めて来た。柄にもなく「愛でてみよう」と寄った一本に花が咲いているではないか。それも一か所だけでなく株全体に認められた。「桜」の狂い咲きは珍しくもないのだがガマズミでは記憶がない。開花期に咲く花はしげしげと見つめることもないのだが、今回は老眼ながら顔を近づけてしまった。思いのほかきれいな小花の集合花だ。

今日のトンボ「林内のアカトンボ」

2015-08-23 | 小父のお隣さん
 刈り払いへの道中、林内で赤トンボを見る。撮影しようとしてもすぐに飛び立ってしまうのだが日向を避けているように見えた。胸のポケットで汗にまみれたケータイは画像がボケてしまう。レンズの全面を丁寧に拭き取っても変わらないから内部の湿気のせいかもしれない。何枚か撮影してみたがアップした写真の画質が最良だった。
 ナツアカネかアキアカネかマユタテアカネかと写真対照してみたが結論は出ない。正面からとった1枚があればマユタテかどうか判別できたのにと思ったけれど、撮影時ではマユタテは推定の範囲になかった。説明では「マユタテも林縁で過ごす」とあったから次回は少しは気にしてみる。

**大本営の系譜 3

2015-08-23 | 温故痴新
 さざ波の国つ企業は心さびて劣化首脳部見れば悲しも
        ささなみの国つ御神の心さびて荒れたる京見れば悲しも  高市古人

 皮厚く金なびく側陰見えて今だ企む嘘吹きの山
        かはづ鳴く神奈備川に影見えて今か咲くらむ山吹の花   厚見王

 敷島の日本の国に奸多数ありし事ゆえ嘆き終わらぬ
        敷島の日本の国に人二人ありしと思はば何か嘆かむ    作者未詳

 もののふの八十記者どもら打ちまがふ机の前のふてぶてし顔
        もののふの八十少女らが汲みまがふ寺井の上の堅香子の花 大伴家

 父母が頭かき撫で潔くにと言ひし言葉ぜ忘れ金駆る
        父母が頭かき撫で幸くあれて言ひし言葉ぜ忘れかねつる  丈部稲麿

 粘菌のごとく張り付き民を喰い正した組織情報ダダ漏れ   トロル