庭のウマノスズクサに食痕と糞が見えたので覗くとジャコウアゲハの幼虫がいた。まだ体長10mmもない。
孵化して一週間程度は経過しているだろう。親蝶は飛翔していたのは見ているが産卵までは見なかった。
庭のウマノスズクサは自然実生で繁殖し、今では10本くらい蔓を伸ばしている。総てに幼虫がつくわけでも無いけれど、どういう訳か「葉を食べつくす」傾向のある幼虫なのである。葉のない蔓に悄然?としがみついている個体をよく見かける。親切にも引越しさせてやるような行いはしていないが、時折は近くの蔓に移動しているのも見かける。
たかだか50cmでも被地植物を乗り越え通り抜けるのだから、アフリカやアマゾンを踏破するくらいの努力なのだろう。ご苦労様である。逞しく育って欲しい。