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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

初物

2012-05-19 | 何よりの楽しみ

Photo_4  クワの実が熟し始め、今日は初物を口に出来た。周辺は総て自然実生樹だから樹によって個体差が大きく、葉の形、実成りの出来、美味しさなど個性があるが、初物は美味しかった。樹自体も初結実だが、まあ、美味しい部類に入るだろうから残すに足る一本だ。

 周辺の桑の木も大きくなって、そろそろ選抜・整姿をしなければならない時期になっている。昨年は怪我で実施できなかったが、実の時期が終わったら仕立て直しの剪定をしたい。

 実生樹を移植して育ててきたが、仕立て直しや選抜除伐等すると、また行政に匿名のクレームが上がるのだろう。世間は狭い。

 


旬のイチゴ

2012-05-19 | 何よりの楽しみ

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 クサイチゴかバライチゴか未だに判別できないのだが、要は「毒か食用になるか」どうかさえ知っていれば良いから、図鑑と照らし合わせて確定などしないのだ。小生も、このような場面では「植生としてみないで食性として見る」傾向が顕著に出る。他人の事をとやかく言えない。

 言い訳をすれば、「地下茎で増えるし、果実を採るだけ」なので、繁殖には差し支えないし、当然、衰退に手を貸しているわけでも無い。草刈りをしながら一画を刈り残して、次に口にする楽しみを思うのだけれど、さて「後どのくらい?」だか、神仏のみが知る…。


ジャコウアゲハ孵化

2012-05-19 | 小父のお隣さん

Photo_3  庭のウマノスズクサに食痕と糞が見えたので覗くとジャコウアゲハの幼虫がいた。まだ体長10mmもない。

 孵化して一週間程度は経過しているだろう。親蝶は飛翔していたのは見ているが産卵までは見なかった。

 庭のウマノスズクサは自然実生で繁殖し、今では10本くらい蔓を伸ばしている。総てに幼虫がつくわけでも無いけれど、どういう訳か「葉を食べつくす」傾向のある幼虫なのである。葉のない蔓に悄然?としがみついている個体をよく見かける。親切にも引越しさせてやるような行いはしていないが、時折は近くの蔓に移動しているのも見かける。

 たかだか50cmでも被地植物を乗り越え通り抜けるのだから、アフリカやアマゾンを踏破するくらいの努力なのだろう。ご苦労様である。逞しく育って欲しい。


群落保護

2012-05-19 | 小父のお隣さん

Photo_2  ショウジョウバカマが拠点小屋近くに数株あったのを、柵を回して保護してきたら少しずつ増えてきて、今では半畳くらいの面積を蔽うくらいの株数になっている。

 今年は採種して播種した事もあり、柵も朽ちてきたので更新を図り、ついでに柵を回す面積を倍増した。種からだと開花まで何年を要するか知らないけれど、広げた部分は環境的にも良くなっていくはずだ、と勝手に思ってる勝手連である。