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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ウメノキゴケ

2012-05-15 | 感じるままの回り道

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 フイールドの梅の実は視認できるほどになった。駐車場脇の、この梅畑には3本しか生き残っておらず、それも樹形が乱れているままなのだ。南側の孟宗竹で日陰になり、日中の大半は日射が遮られて日陰の身だ。

 数年前までは、アズマネザサの群落に埋没して瀕死の状態だったのだが、刈り払った結果、昨年に初めて実をつけた樹だ。実を確認に行き、ウメノキゴケの余りに酷い繁殖振りで、弱った枝や枯れた枝を切除したが、枝の裏側を見てビックリした。全く苔が発生していないのである。

 この苔は大気汚染に大変弱いとかで、汚染度の指標にもなっているとの事であるが、樹にとっては迷惑な存在に違いない。枯れ死の原因にはならないと言う見解もあるようだが本当だろうか。


*あれよあれよ

2012-05-15 | 小父のお隣さん

       キタキチョウ翅損じつつ目覚む原

       コジュケイのうるさき山によみがえり

       ヤマフジの裳裾飾るやタニウツギ

       ヤマツツジ黒きアゲハは一二匹

       目を閉じてキビタキを聴く汗みどろ


草を刈る小父さん

2012-05-15 | 今日は真面目に

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 今日は「草を刈る小父さん」が二人出現した。この小父さん二人は、とても吉永小百合の相方にはなれない。だから「草を刈る娘」はとうに絶滅している。五月に入って草の伸びが著しく、低草地の部分も大人の太腿くらいまで伸びてしまった。こうなると幼児は入り込めないから、とりあえず低草地エリアだけ刈り払ってもらった。

 小生は春に行った植樹地と食草園の下草刈りをする。スイバ・イタドリ・ヤブジラミなどが高性種で刈り払い対象だけれど、カナムグラやヤエムグラも努めて地際から処理する。ヒメジョオンやハルジオン、イヌガラシは開花中だから極力残すのだが、選択的刈り払いは手間がかかる。

 トチノキがようやく身の丈を越えた。結実するまでに四半世紀はあるから、トチの実拾いは夢の外である。