フイールドの梅の実は視認できるほどになった。駐車場脇の、この梅畑には3本しか生き残っておらず、それも樹形が乱れているままなのだ。南側の孟宗竹で日陰になり、日中の大半は日射が遮られて日陰の身だ。
数年前までは、アズマネザサの群落に埋没して瀕死の状態だったのだが、刈り払った結果、昨年に初めて実をつけた樹だ。実を確認に行き、ウメノキゴケの余りに酷い繁殖振りで、弱った枝や枯れた枝を切除したが、枝の裏側を見てビックリした。全く苔が発生していないのである。
この苔は大気汚染に大変弱いとかで、汚染度の指標にもなっているとの事であるが、樹にとっては迷惑な存在に違いない。枯れ死の原因にはならないと言う見解もあるようだが本当だろうか。