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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

確信犯

2012-05-05 | 小人閑居して憮然

Photo  雨で三連休になったフイールドへ、足を入れたとたんガックリした。「驚き・桃の木・山椒の木」ではなく「おドロ木・消えた木・モミジの木」だった。

 入り口散策路脇に植え込んだモミジが消えている。残っているのはすり鉢状の窪みだけである。このモミジは植木職人の会友M氏が顧客から引き取って移植した一本である。

 もとは庭で手入れをされていたモミジだから枝ぶりも良く、細葉で新緑の今は、葉の縁取りが赤く、とても美しかった一本だった。

 乗用車には収まりきらないし、二人掛かりでないと運搬も出来ず、軽トラックで盗み去ったのだろう。それも「雨天で誰も来ない」のを承知の上だ。フイールドの整備が進んで利用者が多くなると、公共性など論外な輩も増えてくる。

 環境や景観、植生など、環境多様性を築くのを破壊する熱中人のなんと多い事か。活動していると思い知るばかりである。アリババ、いえ「蟻爺」一人に「ババ40」では勝ち目が無い。


**しじまの中

2012-05-05 | 今はうたかた

常夜灯寒き廊下に影伸ばし戻れぬ人はもたれて眠るPhoto

むっくりと起きては時を聞いてくる眠れぬ人はラジオ聞きつも

早々と眠りに落ちて丑三つに起きてさすらうまなこ真剣

二度三度トイレに行けば麻痺の身は装具に杖で既に残夜よ