トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

里山の夏

2009-08-26 | 感じるままの回り道

『惜しみつつ夏ワラビ刈る草野原』

『カラスウリ刈れば転がる瓜坊主』

『藻の花の寄せたる水面アカトンボ』

『風まかせ浮き草迷う代田かな』

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油断大敵

2009-08-26 | 小父のお隣さん

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 早朝、雲の様子を眺めていたらツバメの鳴き声が聞こえた。「珍しい、どうかしたのか」と思い、鳴き声のする窓の外を眺めて「ヒェー!」 だった。

 リンゴの木の葉が減っている。今シーズンは毛虫も付かず、落葉もしないので安心していたのだ。早速、木を仔細に見ると「居るわ、居るわ」だった。夏物一掃セールでもあるまいに、今までに無い多商品、いや多品種だった。

 結局、毎年発生していた「シャチホコガ」が今年も発生した。この種は本当に一晩で食い尽くす食欲を持っているので、気がついた時は「丸坊主」ということが多いのだ。

 棚田に被っていたコナラを食害して、糞を棚田に落とし、田んぼを真っ黒にしたのもこの種類だ。終令幼虫になると6cmほどになる。写真3が棚田で撮ったそれだ。

 ほかに孵化したばかりの不明幼虫4、今年初めて発生した種類5、電気虫6と朝食前から一騒ぎしてしまった。切り取って取り除けるのは取り除いたが、取りきれるものではなく、ホームセンター開店を待って噴霧器の購入に出かけなければならない。

 そんなことで今日はフールドは休み、庭しごとだ。ジャーマンアイリスも軟腐病が出て植え替え処理をしなければならないし、家の周りをほっといた付けが一挙に襲ってきた、感じだ。