トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

町内の夏祭り

2009-08-22 | 感じるままの回り道

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 まだ日差しの暑いさなかに、助手席からハンドマイクで夏祭りの周知をしに車が廻ってきた。思えば昨年度に役員をやったとき実施の可否で年度末の総会まで揉めた事を思い出した。

 きっかけは「夏祭り不要論」が役員会に突きつけられたのが発端となったのだが、要は「町内会費から40万円も支出するのは相応しくない。夏祭りなど無くても差し支えない」という見解からだ。

 何年も前になるが子供会は「10万円の助成金を出しても町内会に還元してくるものが無く、無駄だ」と助成を廃止され、子ども会は消滅し、老人会も同様の理由で消滅している。

 意見や見解の多様性を否定するものではないが、持ち回りの役員になって経過を知り愕然としたことではある。いかなる否定の意見や見解があろうとも実施すればそれなりの賑わいがあり、楽しみにしている老若男女は現実に存在しているのだ。

 価値観の違い、といえばそれまでだが不要論、否定論を展開する人たちは自動・定期集金される諸々の会費や負担金には疑問を呈さない。町内会年間支出の三分の一を占めるというのにだ。ここにも社会的弱者よりお上・算盤が大事の意識を感じてしまう。

 昨年の今年だから、ちょっと覗いた見たが「続けるべきだ」と思いつつ帰宅した。東の空には木星が輝いている。昼の蒸し暑さも消えた心地よい宵の一時だった。


先駆的樹種

2009-08-22 | 今日は真面目に

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 今年はここかしこにカラスザンショウの発芽が著しかった。早くに芽生えて移植をした二本は既に二メートルに達しようとしている。

 移植した二本は駐車場の隅で、アゲハチョウの幼虫のための食樹用なのだが、植え痛みはしたものの、その後の回復成長は素晴らしかった。林内の密生している部分も背丈ほど伸びてきたが間引きを必要としているので棘に注意して間引かねばならない。

 また同じ頃芽生えたと思われるアカメガシワも背丈ほどに育った。欲しい樹種ではないが植樹前の草地には、とりあえず落葉樹の幼樹は保護をしている。いつかは交代する運命だが、それまで山の賑わいとして役立ってもらいたい。

 カラスザンショウもアカメガシワも、いち早く開けた場所に進出してくるので「先駆的樹種」といわれるカテゴリーの樹木だが、生長の速さをみると驚嘆するしかない。

 一方で「先駆的人種」がある。入山し易くなると真っ先にやってきて「ヤマアラシ」を行う類型だ。その速さと熱意と論理は驚愕に値する。

 ちなみに今年、自家の生垣の間から延びてきたアカメガシワは頂部に花穂をつけて花を咲かせた。全くもって逞しい。多様性の重要さを感じずにはいられない生態だ。


月例会

2009-08-22 | 月例会

2009,08,22(土)

会 員   13名

ビジター  児童15名  引率保護者7名

       ボーイスカウトの活動でツリーハウスを9月の活動で作るための現場の下見

       (場所の選定と案内)

活 動 侵入竹除伐途中の栗畑周辺の竹除伐作業

     猛暑のため午前中で作業終了とする。日陰の作業現場だが逆に蚊が多かった。

 暑いはず、最高気温35.4度、平均湿度64%だった。作業開始から一時間でシャツはビッショリ、水分補給も500cc飲んでしまった。

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『除伐して陽光当たる栗の木は葉数も増して枝葉のびるか』

『陰なれば夏の直射は避けたれど藪蚊多きに被り物する』

『猛暑日の除伐となれば汗噴きぬとめどなく漏る衣浸して』

『手を出せば更に幾年手数要るもののふ齢既に終齢』

   


冷気を感ず

2009-08-22 | 感じるままの回り道

『新涼に目覚めて受ける月明かり素足冴え冴え浮かびて白き』

『開けて寝ぬ夜半の新涼身に強き毛布でわが身包みて眠る』

『窓開けて床で冷気に身をさらす夏も終わりか素足涼しき』

『セミ鳴かずツバクロ見えぬ朝となる昼の暑さもお名残惜しや』