トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

半日でギブアップ

2009-08-08 | 今日は真面目に

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 「梅雨明け十日」と言うけど、炎天下の作業はことのほか暑い。木陰で一服していても腕に汗が噴出してくるのが目に見える。服の中に「虫でも入ったか」と思うと、それは汗が流れ落ちるムズムズだったりする。

 特に上半身の発汗が多いので、タオル、シャツはもちろんだが、ズボンの腰周りもびっしょりとぬれてしまう毎日だ。

 弁当を持って、午後も作業するつもりで入山するが刈払機の作業は3時間もやると「もういい、帰ろう」になってしまい、結局溜池周りの草地は3日を消費してしまいそうだ。

 この時期は草の伸びが著しく、身長くらいにまで伸びた草丈にママコノシリヌグイやカナムグラなど、棘のあるつる草が蔽い被さって刈り難い事、この上もない。蔓を切断して二回刈り、三回刈りをしないとならないから、見た目の面積より手間暇は確かに喰ってしまう。

 作業を止めて、沢の掛け水で腕や頭部を冷やす時、悲鳴を出すほど気持ちがいい。しばらく水に浸けていても、水から出すと皮膚の表面の温度が急速に上がってくるのを感じることが出来る。身体の火照りは帰宅して冷水のシャワーを浴びるまで続くのだ。


盛夏となれば

2009-08-08 | 小父のお隣さん

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 溜池のカンガレイの花が満開になった。地味だから顧みる人もいないだろうけど、近づいてよく観ると地味なりの美しさがある。最近まで大きなイだと思っていた植物だ。

 フイールドは緑の満艦飾の様相だが、その中でひと際目立ったのがクサギの花だ。まだ満開にはならないけど緑一色の中では目立つ存在になっている。手前の萩の花はまだ蕾もつけていない。

 今夏はカラスウリの花を撮影したいと思っているが、夕暮れになると寛いでしまって失念してしまい、いまだに撮影できないでいる。あのレース状の花はキヌガサタケ同様、忘れがたいデザインだ。

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 溜池ではトンボの産卵が盛んだ。今日はギンヤンマが何個体も入れ替わり立ち寄って産卵していた。水中に身体を沈めて産卵するせいか、ほかの種類の産卵時より神経質で、少しでも身体を動かすと飛び立ってしまう。近くのトンボが微動だにしないのに、離れたところで産卵しているギンヤンマはダイレクトに反応する。ケータイのカメラではなかなか難しい。

 草刈り中、変なマークが目に止まった。図鑑で調べたら「トモエガ」らしい。なるほど、目玉模様が巴のマークそっくりだ。