は・な・し・の・種

話の種のつきるまで・・・

「出番を待ちながら」

2009-09-12 | 暮らし

9月演劇鑑賞会 木山事務所公演 「出番を待ちながら」 初演2006年 
舞台は 引退した女優のための小さな慈善ホーム *ザ・ウイングス*のラウンジ 
舞台や映画で活躍した人々だけに 今尚 当時の地位や愛憎を引きずってはいるが
同居人の認知症や突然の死を通して お互い励ましあい 誇りを忘れないで生きる姿が
見る人の人生とも重なり合い 人生最終章を迎える人びとの哀歓を紡ぎ出す

「若い俳優たちの活躍が目立つ昨今の演劇界にあって たまには
新劇界に功労のあるベテラン俳優の舞台を作りたい と思っていた夢・・・」 木山潔
と言われるように
三田和代ほか6人のベテラン勢の達者な演技は飽きることなく
いやおう無くやってくる 老い には 少し涙ぐんだりして

 

 3度目の正直
  3年目にして
  やっと居ついた

 黄ツリフネ
 

もともと有った場所は→
立ち木の整理をした所為で陽が当るようになり 
今年は群生しているが 
反面木陰でひっそり咲いていたステキな感じがなくなってしまった