は・な・し・の・種

話の種のつきるまで・・・

風花

2011-01-31 | 暮らし

 あと少しで1月も終わる 
こんなに晴天が続いていたのに こんなに寒い冬は無かった気がする
きのう3時ごろ ふと気が付くと 風花 
こんな言葉がぴったりの白いものが ほんの少しの風に身を任せ
右に左に 流されて 止むかと思えば 又ひとしきり吹き降りてきて・・・
カサカサと音がしそうな粉砂糖のつぶのような 乾いた雪
  ホンのご挨拶程度にテラスをぬらし 黒土の部分が白黒になった

 
道理で朝から冷え込んでいた ‘今日はこの冬最低らしいわよ’
って この冬何度聞いたかしら
と言う事は 最低の最低の最低・・・やっぱり寒い筈 


気を取り直して

2011-01-27 | 暮らし

             ↑盛りは過ぎたとは言え寒空に気を吐くアロ
かねて懸案の眼科★に行った 馴染みの医院は閉鎖してしまったので
新しい先生 友人の先達から色々情報が入っていたので 緊張する事も無く・・・
けれど 結局はいずれも同じ加齢現象で 対症療法で様子を見る そんな感じ ばっかり
 30キロの道をどうして30キロなのよ! とか
 バスがバス停に止まったら 追い越しなさいよ! とか
 黄色だったら 未だ行けるでしょうに とか・・・
イエ! 私は決してそんな過激な人ではない けれど
     帰り着いて車を置いて 陽射しに誘われ 気を取り直して歩きに出た

 
先日来この実が解らない↑ 爆ぜたものらしく
足もとに米粒ほどのこの色の実が沢山落ちている
ここには クサギが有って花も瑠璃色の実も楽しんだけれど?
 
汗ばんで階段を上がると ↑ヒョッコリ目の前に赤い実
さて 実はトベラ似だけれど・・・思いながら 考え考え歩き
思いついた マサキ  右斑入り・黄覆輪柾
 


冬咲きベゴニア

2011-01-25 | 暮らし

 


1/24 「鎌倉転居40周年!」 お昼時息子から たった一行のメールが届いた
彼なりに何か感慨があったのだろう  私も暮れから色々思い至るものが有った
一言では言えない返信を 夕方になって送った
・・・居てくれてありがとう・・・  なみだで文字がにじんだ

・・・そのご 数年して見た 婦人誌のグラビア 白いリビング 
山のように咲いた 冬咲き銅葉 ベゴニア・ピーターソン
それ以後 冬の鉢物と言えば シクラメンでもポインセチアでもなく
 私の中では ずっとこの花をと思っていた けれど・・・
一昨年 花店のついでに見つけた10センチほどのポット苗を 
気まぐれに籠に入れた    夏の暑さで消え入りそうだったが
今 窓辺の陽射しの中で 思いを遂げた鉢が輝いている(^_-)-☆
あのときの大鉢には とてもとても 叶わないけれど
 


菜の花

2011-01-24 | 暮らし

                       ↑ シンボルツリー 榎
陽射しがあるにも拘らず 毎日 ‘大寒が頷ける寒さ’がつづいている
そして まだまだ つづきそう。。。

そんな中 吾妻山・菜の花ウオッチングに出かけた
  
眺望は今一つな感じでは有ったが 菜の花イッパイの空間は心地よい
以前行ったのは5年前 電車でだったけれど
今日は車 臨時駐車場に止めて だらだら坂からの行程になり
ず~っと落葉樹林がつづいていて 四季折々楽しめそう と思った
  
広いウサギ小屋には 毛色の色々が30匹は居た
ガンバッテ ことしは あなたの年★***
ふわふわであったかそう★***
    抱いてみたかった

PS ところで・・・ 途中から チョッピリ新藤兼人*似のジ~ジがず~っと付いて来て 案内をしている心算なのかしきりと話しかける  寄り道などしていると 勿論他の人にも 
・・・そして又先で待っていたり わたしとHは余り取り合わないで居たけれど 
他2人のやさしいバ~バは へ~とか そうですか~なんて エライ
 お天気なら 毎日登って来る由 そして 話し相手には事欠かない訳で
去年 Hが来た時は 毎日写真を撮りに来ていると言うジ~ジに会い 
‘良かったらお好きなのを一枚’なんて云われ ‘もらってきたわヨッ’と言っていた
  なんと良い日々 ではある★***


100歳!

2011-01-23 | 暮らし

100歳の詩人柴田トヨ★ ご存知の方も多いかも
ご子息の勧めで書き始めた詩を一昨年自費出版した
「くじけないで」
最初の3000部が いまや100万部とも言われている 
 私は新聞の広告で見たぐらいだったが
 メディアで紹介されるに従って 共感する方も多く
 どんどん部数も増えていったらしい
 先日 Mさんからご本拝借した
 兎に角 年齢に圧倒される   1人ぐらし
にこだわり
 1人の寂しさに耐えて それでも頑張っている100歳
 淡々と書かれている言葉は素直で解り易く
 ひとつひとつが 年齢故にか説得力があり感動する物が有る

人生 いつだってこれから 誰にも朝はかならずやってくる・・
でも 一度だけ やってこない朝がある なんて又云ってみる

私 ほんとうは・・・と 一行書いて涙があふれた・・
Blog書くとき ふとそう思うことがある 私も


シモヤケ

2011-01-16 | 暮らし

                      ↑山茶花
・・・デスネッ アッサリ言われてしまった
わたしが2年も ・・・・かな?・・・・かもしれない 
なんて 逡巡? していたのに・・・
そもそも おととし ミミがダンボ! と言うより お釈迦様状態 
もともと大きい耳たぶがひどい時には倍位になって 誰が見てもどうしたの!?って感じ
手持ちのステロイドの軽く入った軟膏でやり過ごした  去年も同じような状況で
この冬は 早々に秋口から  コレはやはりアレルギーかもしれない
(外の用が多いとき症状が出始める気がして) とも思っていたけれど
やっと 初仕事*で 皮膚科に行った 
と言うわけで そうなれば もう 春を待つしかない

ところで 皮膚科★ ここは女医さん
ドアを開けると 字型に椅子が並んでいるせいか広く感じる
壁には一目でわかる
 
レスリー・セイヤー の絵
  これではないけれど
静かに音楽が流れている
ゆっくり眺めると
やわらかい色合いの
別の画家の小品3点
いつも生けられている生花は
この絵に似た色合いのもので
デルフィニューム 
カーネーション スイトピー・・・

当のセンセイは コワイ 化粧ッ気もなく 束髪で
テキパキとして ニコリともしない  それでもこの頃は
診察の前には シナリオを組み立てて・・・
要領良くすれば 的確な答えがあり かえって解り易い

やはり ココの設えはセンセイのセンス なんだろうか・・・?


表紙絵

2011-01-15 | 暮らし

                       ↑紅侘助
 以前 堀文子展*のことを書いた時 見ていただいたさんから
ゆかりの本2・3 他に絵葉書数枚拝借した
画家の本は 文も良かったが 挿入された自身の絵が みんな好きな物ばかりだった
 他に「花の詩」これも 各界の名士の小文の夫々に プロの花の写真が添えられ
それはそれで 又ステキだった
 絵葉書を見て驚いた
その一つが私の持っているテキストの表紙絵 だった 画家は この頃 NHK「今日の料理」のテキストの表紙絵を描いていて その何枚かを見せて頂いた事になる  
ちなみに このテキストは 30年も前の物で 私はこの画家の事も知らなかった
 毎年暮れにはこの中の幾つかを作っている

画家にしても 音楽家にしても
「今の人」が沢山居るのに 
気が付いても 
中々記憶にとどめる事はできない


人生いろいろ・・・

2011-01-12 | 暮らし


この4・5日は
「偲ぶ日」に 思いがけない「旅立ちの日」がかさなって
連日の寒さが 一層の厳しさをつのらせる 重い思いの日々になった
人の一生はいろいろ であっても
「ふたつのまなこ たちまちにとじ ひとつのいき ながくたえぬれば・・・」
すなわち これが 有無を言わさぬ 終焉 であって
当然ながら 逝った人のおもいは知る由も無い
何歳であっても 残された者の心残りは一杯で 
それでも 過ぎてゆく時のなかでそれなりに納得してゆく
それしかない わけで・・・

送る日に白梅に気付き 
気持ちが少しやすらいだ

あしたかもしれない なんて言いながら
ぜったい あした だとは思っていない 
 
「この法華経は 三途の川にてはとなり 死出の山にては大白牛車となり
冥土にてはとなり 霊山にてはとなり・・」
そこについたら 待っていてくださる 日蓮上人をたずねなさい
 ・・とか (日蓮宗)


初春や・・・

2011-01-06 | 暮らし

・・・なんて 呑気なこと云ってられないですよ
どんどん冷えてきています  明朝の気温は-1℃とか 
昼間晴れても7℃って  やはり・・・なんだか今年は厳冬って感じ ですね

ところがところが 用足しに鎌倉まで歩いたら こんなに紅梅が満開で 一句浮かびそうでしたね(^_-)-☆
一番に咲き出す蝋梅も今日始めて気付きました 線路際背景は横須賀線です
街道沿いにも 大きな古い家が壊された後 今風のコジャレた家が目に付きます
こんな犬が干されていました じゃなくて ひなたぼこ です
前方可也老犬 それをガードするように若い犬

やはり 歩かなくっちゃ ですね 色々な出会い のために
それにしても  ああ初春や。。。


土鈴

2011-01-04 | 暮らし

新年は 何処のお宅にも 干支の縁起物 の一つや二つ
飾られているのでは と思っている
毎年 近所の友人から お正月二日にこんな土鈴★を頂く
以前は 年始のお茶のお弟子さんに差し上げていたのか ついでに私も
 
 2・3年前から もう揃っているから と勿体ないのでお断りしていたのに
 そうだったかしら・・・? 
なんて又仲間が増えた
 尤も こう云うものは仕舞っておくのではなく
 古い物は神社に納めて 新しくするのが本来なのかも
 
ほら これよ! と暮れに出した以前の物を見せたら
二つ並べておけば・・・  って  お雛様でもあるまいに

それにしても 干支一巡りは12年
出す時 片付ける時  過ぎる月日の思いはいつも感慨無量

ちなみに今年は 「福徳白兎寿々」 大黒様に通じると言われる大国主命の姿を
写した 神形白兎鈴 福徳豊穣・家運隆盛を祈念して とか