は・な・し・の・種

話の種のつきるまで・・・

終わる10月に

2021-10-31 | 暮らし

ちょっと待って! と手を伸ばしても・・・
情け容赦もなく 時は逃げてゆく
寒さに向かう時季でもあり 心細い限り


何なんだろう・・・? 5週になる今日はお休みだろう と思いながら
確認もしないで 出かけてしまった さわやかセンター*
そのまま 目の前からバスに乗って帰ろうかと思ったけれど
何年振りだろうか 歩いて帰ることにした 
人と植物の消息を確かめるため も有って

そのむかし このトンネルの土手上で こんな花を見た ↓

我が家にもある濃い紫のものを 私は 野紺菊* と言って居るけれど 
それは園芸種のようで 
webでは 薄い色合いのものを野紺菊 と言って居た
そしてこれは 真っ白で 嫁菜⋆の仲間の様子
繁みの中や 土手のあちこちに 草を避けて残されていたのは うれしかった

これは 普通に 小菊⋆ ↑

数珠玉* ↓  ヤクシソウ⋆ ?


昔なじみの人の家や庭も懐かしく わき道にそれたりして
今日は 投票日でもあり 沢山の知人 友人にも会った


夕方 長老から 銀杏ご飯★ 勿論初物♥


90才の選択

2021-10-25 | 暮らし



居ますか・・・? と 電話が鳴って 電動自転車であらわれた
年に2・3度会う位 秋には岡山からのフルーツを・・・

会うなり 
「私 今度引っ越します」 って びっくりした
夫の先輩で 偶然同じ町に住んでいることが解り 思えば長いおつきあい 
夫とは晩年 碁敵⋆として 寸暇を惜しんで
早逝だった夫人とは 趣味の洋裁をご一緒した
その夫人も 「もう20年ですから・・・」 と仰る様に 時が過ぎた
その 20年余り 
本当にきっちりと 一人暮らしを続けられた
まるで 言い置かれたように 畑も 男の料理教室も続けて
身じまいもいつもきちんとして
囲碁クラブにも 折々にツアー旅行もたのしんで・・・
ちょっとした手術も 2・3度あったけれど 
却って疲れるから と 子供の助けは頼まない 
精神力か 体力か 続けてこられたのは幸せだった
こもごものお話で 
すでに 独立している息子は いずれ建て替えをして同居をとの考えだった様子
2世帯住宅とは言え まっぴらご免と 拒否されて居た気配
かくして めでたく? サ高住⋆と言われるマンションに引っ越しが完了
通りがかったお宅は すっかり更地になって居て
息子の家族の為の家が建つはず
取り巻く生垣 玄関廻りの植栽が残されて居て
これは 彼の執心!? だったのでは 等と・・・ 余計なお世話


何年も居ついている つわぶき⋆ や 野紺菊⋆ 
そんないろいろとの別れも そう遠くはないだろうに・・・ 
と思いながら ぼんやり眺めて居る私


花泥棒

2021-10-21 | 暮らし

花泥棒⋆は罪にはならない
なんて言うけれど それはやはり良いことではない
げんに チョッと摘まむだけでも ドキドキする
ちなみに いつも小さい鋏を持って歩いている友人もいるけれど・・・
 余談ながら 以前 チョッと噂になった人が居た
それが目的か 散歩のついでの出来心か 時には鉢植えごと持ち帰るなんて話も   
我が家の場合も 塀に寄りかかってひと休みかな? 
と 思って居たら そこにあった秋海棠⋆が一部引き抜かれていた
 後の話で 少し 認知症気味だった と言うことだった
ところで 私 先日散歩の折 遂にこれを 5cm程2本摘まんで来てしまった
何年か前 住人が変わり アプローチにハーブを含めいろいろな花が植えられていた
けれど 最近いささか荒れ気味 
荒れているから 良い と言うものではない し
セージの仲間が結構はびこる と言うこともわかっているけれど
パイナップルセージ★ 触れただけで良い香りがする
テーブルのコップに挿して居たら すぐ根が出てきた
しばらく付き合って見ることにする


こちら 何年も前 友人から挿し目をもらった
アメジストセージ⋆フェアリーピンク★
綿のような穂先が 恥ずかしげにほんのりピンクになってきた
紫のものも盛大に蔓延って居るけれど これは鉢
こんな一時の花色の為につき合って居る  友人との花話の為にも♥


いつの間にか 植え込みの中に 山茶花★  
古参 大好きながら だいぶ弱っている
寒さに向かう時季でもあるせいか
そっと咲いて はらはらと散ってゆくのががさみしい


「季節をすすめる雨」

2021-10-17 | 暮らし

良い言葉だ・・・なんて
ラジオに聞き入っていたけれど
進みすぎ! だわ
今日の寒さ

10月 と言えば 衣替えなのに
未だ何もしていなくて
重ね着の算段をして
さわやかセンターへ 
帰りはついでに 町内会館へ
市長選の投票に
うっかり忘れそうだった

こんな日は
出足も良くないだろうに
町内ボランティアの送迎話
今回は気が付かなかった けれど

さて 何のお話を・・・と
手帳と歩数計を見て考える
そうそう 15日は歯医者の予定だった  
帰路は 先月見つけていた 気掛かりの風船唐綿⋆廻りで と たのしみ
ひとつふたつ はぜて綿を飛ばしているものも有ったけれど
まだまだ 青い実も 花さえ沢山咲かせていて驚いた
向こう岸 ↓ 蔓延るオキザリスも 緑の中では良い感じ


翌日 土曜・午後のブリッジ(大船・毎週ではない)
疲れている・・・とか なんとなく変・・・とか いつも逡巡する?
いつもの 迎えに行くよッ の 朝電話で立ち直る
何年来 何かの形で知り合った人達 当然ながら年を取り
連れ合いを亡くした方も一人ならず それでも それなりに復活し
 え~っ? とか う~ん とか言いながら 2時間以上の時を過ごす
少しは おつむも活性化されたかな

何より キマリ⋆の中で 過ごす・・・暮らす と言う事の必要性
やはり 人は 人の中にいてこそ! と 思ったりする


合間に 庭仕事

 姫・凌霄花⋆ 支えもしないまま 盛大に蔓延って居る
処分もままならずにいる内に 又花が咲きだした



落ち葉の中から 吉祥草⋆が咲きだして居る
蔓延りすぎ でも 生きて居るものを捨てるのは 気が重い

眉刷毛万年青★マユハケオモト 今年は二つ咲いた
親元の友人は 疾うに亡くなった
 


さそわれて・・・

2021-10-13 | 暮らし


たとえば その日は こんなイワシ雲にさそわれて 歩きに出る

空地は すでに こんな黄色の目立つ季節に




コンクリートの隙間の 秋のノゲシ⋆ ねこじゃらし

ムカシヨモギ⋆?  いろいろ花後のふわふわが気になる



近所の空き地の 人が見たら何でもない こんな風景
隣に住んでいた方が 隣接のこの土地を耕していた 
春には 黄色のラッパ水仙が一斉に咲き 夏には真っ赤なカンナが
秋には コスモスが揺れていた
殿は 夏など庭に長椅子を出してのんびり 土いじりは専ら奥方
一人になられてからも 背を丸めて働いていらした姿を時折見て居た
けれど 施設に入られたようで 隣の家も閉じたままになり
 何年過ぎたかしら
町内会報に訃報 Hさん100才 番地から間違いないと思った

荒れ果てた空き地 いくつか残った柿 赤いカンナが少し・・・
こう言う終焉を見るにつけ 過ぎた長いときを感じる


2021-10-09 | 暮らし

金木犀が 沢山の花を散らしている
花を集めて お酒を仕込んだ! blog氏のお話・・・仕上がりが楽しみ
花を愛で 香りを楽しみ 美酒に酔う まさに 三得

 年に一回の庭師さんが 今年は少し早めに10日ほど前にやってきて
その花は その刈り込んだ中から咲き出した
 
大した木もない上 花後はそれなりに刈り込んでいたし 
後のお掃除は自分でするから と とっととお帰り頂いていたけれど
そんな一つ一つが ちゃんと出来なくなってきている
この3・4日 庭をはい回っているけれど・・・ 







↑ 西洋藤袴⋆チョコラータ

 ↓ 犬升麻★

↓ 黄釣舩★

↓ 雁金草★

↓ 秋丁子★

↓ 山薄荷★ ?


10月

2021-10-05 | 暮らし

色付いた柿の実が 妙に気になる
よく晴れて さわやかな日曜日 荷物を担いで さわやかセンターへ
道々の植物の出会いは なによりの楽しみ
石段横のいつもの繁みで いきなり コジュケイがなき ビックリ

陽が差して 水引の赤が キラキラ

アンデスの乙女⋆ 
細葉柊南天⋆ なかなか 名前が思いだせなかった

開け放った体育室の窓 キラキラの日差し 吹き抜けるさわやかな風
窓の外は まだまだ あちこちに酔芙蓉⋆が


酔い加減によって 色がかわるのが お得感 
朝は真っ白 時が進むに従って色づく  さて 左上のは!? 不可解なり


ひと休みは 自前のお茶で おしゃべり
2週続いてお休たみだったSさん「ばあちゃんが死んだのよ」ってびっくり!
あと少しで 100才だった由
姑に当たる方で一年ぐらい前か?  施設に入られていた 
だんだん介護が大変になり  彼女も足腰の具合も悪くなってきて
施設からは 何時でもどうぞ と言われていたようだったが
息子である夫が  なかなかウンと言わない そんな話も有った

9月末 当町内会報の訃報  このごろ余り載せない方も多い中
今回 9人だったか すべて 86~100歳まで

みなさんは どう思われるだろうか
感慨無量 ではあります・・・