は・な・し・の・種

話の種のつきるまで・・・

買い物*籠

2005-12-28 | 暮らし
“大船仲通り”
食べ盛りが居た頃は 食糧の調達には大事なスペースだった
最近は 通りかかる事はあるが 
買出しを目的としては あまり行かなくなった  それでも
暮れには やはり 2・3決めた店も有り 足を伸ばす

様変わりしたとは言いながら 店の賑わい 雑踏はなつかしく
若かった自分と 当時の暮らしの活気を思い出して・・・
 どんなお正月なんだろう? 一杯の買い物をするあの人たちは 等と
    しばらく ぼんやり ながめていた

大きな古ぼけた 築地にでも行けそうな 籠を
スーパーの買い物にも 使っている  肩が痛いのに




 

カレンダーの絵

2005-12-26 | 暮らし

すっかり日暮れた坂道を 凍えそうになって帰って来た日
玄関のノブに 青い紙袋がかかっていた  直ぐわかる M銀行のカレンダー
来年も お気に入りの **田村能里子!

  

高価な絵は 買えないし 買う気もしない
それに パソコンとプリンターがあれば 今では私にだって
どんな画伯の絵も 「創作」し 楽しめる 

そして またまた 捨てられないカレンダー絵のいろいろが 
あちこちから 出てくる事になる

 

 


落ち葉掃き

2005-12-21 | 花の話

    もみじが みんな葉を落としたら 最後の庭掃除をとおもっていて
    ついでに 未練たらしく残していた草木の枝も切り詰めた
まだ紅葉をつけているブルーベリー 来年こそは日当たりの良い場所に移して・・・
   ランタナの葉の 暗紫色への変化がスキ 
     咲き出しからだんだん変わる花色 沢山の実 その上 この葉色
         思い切り はびこらせてやりたい

結婚式

2005-12-18 | 暮らし
僧職 でもない限り 仏前で挙式をする人は居ないかと
又其処に参列したひとも そう多くはないかも
式次第の中に異色な物は 
*真宗宗歌と恩徳讃(いずれも仏に帰依し・讃える意) 短い読経の唱和
*新郎新婦:献香・献花・献灯・数珠の授与
すべてが‘司婚者’により 滞りなく進められてゆく
後はご多分にもれず 場所をホテルに移しての 披露宴

来賓の挨拶に 遠慶宿縁 (おんきょうしゅくえん) と言う言葉が有り  
いずれ「教義語」と思われるが 謂わば昔から言う 赤い糸 の事らしい
チョット違う所は 二人だけの糸ではなく ずーっと遠い先祖からの因縁である!
だから それを喜びとし大事にしなくてはいけない と言う事である

カップルを取り巻く華やかな若い人たち
何時の間にか あちこちに増えていた マゴ・マゴ たち
いやが上にも 自分の歳を感じさせられる一日であった

絵手紙

2005-12-12 | 暮らし
 「戦場から妻への絵手紙」   前田美千雄追悼画文集
ー金沢とフィリピンの戦地から、51通の葉書絵で綴る 心の絆
“独特のアイロニイと洒脱さのまじった 絵の味わいもそうだが
文章の端々に潜む妻への思いやりや 理不尽な時局への醒めたまなざし・・・描く事への願望 生への飢餓が浮かび 胸がきしんだ” (窪島誠一郎)
 
なんといっても 500通近くの絵手紙が 厳しい検閲を免れ無削除で届いた事
無為の死を何も語れなかった兵士の多い中 ‘夫婦の生存証明’として守られている事 
なんと幸せな人だったんだろうと思った
 携帯メール の時代に
死を想定内とした 一枚の絵手紙の重さを 夫婦の在りようを
考えさせられる ひとときであった

何時の日か *絵手紙が書きたい!* と *タブレット倶楽部* 楽しんだ日 

「どうしたの?」

2005-12-10 | 暮らし
暮れの庭掃除にでも行ったらしき 軽トラック

「粗大ゴミにでも出しといて!」 ぐらいの感じで頼まれたのか
自分の身の上も知らぬげに 道行く人のホホエミをかっていた が
・・・うしろ髪を曳かれる想いだった  帰り道

 

シクラメンが買えない

2005-12-09 | 花の話
ガーデン・シクラメンは 早くから店頭を飾り
クリスマスを前に カラーと言い 形といい 
華やかな多種類のシクラメンの鉢植えも 購買意欲をそそる

夏の間 ベランダで耐えた 老体の シャコバサボテン 
今年こそは お別れか? と思わせながら 
いつのまにか また一杯の蕾を付けて
これからの二ヶ月ぐらいは 種類のちがった物が順を追って咲き続ける

これらの けなげな花たちに 義理立てをして
   このところ  シクラメンを買えないで居る 

鼠との夜

2005-12-07 | 暮らし
冬の夜 ねずみ と一夜を共にした! 事がある
カサカサという音で目が覚めたのか 
目が覚めたら音がしていたのか
外の軒下かな? と思っていたが  チョット違う様子
薄明かりに目を凝らすと 信じられない事に  鼠が窓際で カタマッテ いた!
その後の奮闘は・・・ 極寒の中 ガラス戸も開けて
追い出し作戦を試みた  もう大丈夫と思って寝んだ所
今度は 頭上の戸棚の中で ゴソゴソ・・・
テキも然る者  寒風の中には出て行きたくなかったのか?
コチラも 冷え切った体で もう戦う勇気もなく・・・
   シッカリ 扉を閉めて 一夜を共にした