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国の伝統工芸

2009年07月02日 | あそび場
最近、ハマっているものの一つ
新潟県燕市の鎚起銅器(ついきどうき)をご紹介します。


その名の通り
金槌(かなづち)で、起こす、銅の器です。



手前のような、平たい銅板を
金槌で、お越し立ち上げて
口を突起させて
やかんや急須を作りだす
この手作業が、国の伝統工芸品に指定されています。




この日、見学させていただいたのは
無形文化財に指定されている
燕市の玉川堂(ぎょくせんどう)
伝統工芸士の玉川さんです。


樹齢うん百年の硬い欅の切り株に
いくつもの穴が空いており
鉄の棒を差し込んで
銅の器をかぶせ
上から、金槌で叩きます。


カチンカチンカチンカチン・・・・
独特のリズムで。





作品は、出したい色によって違う
化学薬品の中に入れたり、煮込んだり。





注ぎ口の付け根につなぎ目のない
黒くて、緑色に光る玉虫色の美しいやかんが出来上がります。


火鉢も 脇のある灰皿も鎚起銅器。
それぞれ色違うのがわかりますか?


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