今日(11/13)の北日本新聞28面中段に載っていた記事からです。県教組による過去3回のアンケート結果を基に、教員の長時間勤務の実態を考察した内容でした。昨年比で見ると、小・中校共に長時間勤務は若干の解消に向かってはいるようですが、今年の夏休み明けの9月以降、中学校では部活動の再開などで僅かに後戻りしている様子。小学校では長時間勤務の減少傾向は見られるもののコロナ禍の対応等で、まだ十分には解消していないようです。
今夜のNHK「ニュース富山人」で県教組の記者会見が報じられていました。特に中学校での休日の部活動を外部の地域人材に委託したくても難しいことが伝えられました。文科省が言う部活動指導員は簡単に見つかりそうにないことが一番の問題です。地域にスポーツクラブや外部指導員のなり手は多くありません!(県内においては、当初から簡単には見込めないことを予想出来ました。やっぱり!?なのです。)
番組では内田良(名古屋大准教授)氏も出て、県教組のアンケート結果には若干驚きの様子でコメントしていました。休日の部活動を地域人材に委託する方針については、多くの教員が肯定的に捉えていたからです。内田氏が指摘していたように、そもそも、休日の部活動の在り方を今一度考え直すべき時期なのかもしれません!?そうでなければ、中学校教員の長時間勤務が解消されないばかりか、オンライン授業など新しい多様な学びに対応するための学校現場の充実が遅れることにもなりそうだと思いました。(土)
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