tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

終わった人

2018年06月11日 | 日記

 これは、作家「内館牧子」のベストセラー小説のタイトル。映画化されて、一昨日から上映されています。本で読んだのですが、どんなふうに描かれているか興味があったので観てきました。原作にかなり忠実に描かれていました。コメディなので笑えます。(笑うと健康に良いと言うからお奨めです。)

 作品は、「定年って生前葬だな。」という主人公の呟きから始まり、ちょっと我が身を思い出させるような親近感もあります。周囲から「終わった人」と見られるのは我が身も同じ!? ただ、エリートだった人にとっては、「終わった人」と見られるのは屈辱的なよう・・・。たぶんそうでしょう。凡人の私ならすぐに切り替えできるのですが、なまじエリートはソフトランディング出来ないらしいのです。結局、定年後は皆同じ。人生、最後は帳尻が合うようになっているのかもしれません。

 NHKの「ガッテン」で学んだように「人とのつながり」があれば、健康長寿の幸せな人生で終えられるかもしれません。富退教の中でも得られるのではないかと期待しているところです。

 今日のニュースで知りましたが、昨日、東海道新幹線の中で「切りつけ騒ぎ」があったとのこと。女性を助けようとして犠牲になった38歳の梅田さんという方は東大卒だったとか・・・。「終わった人」の主人公も東大卒のエリートでした。人生は何があるかわからないし、東大卒でも幸せになれるとはかぎらないことを改めて思います。凡人の幸せな日々に感謝です。(土)

 

 


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