今日(9/13)の読売新聞の「基礎からわかる」シリーズを読むと、日本の防衛課題もよく解りました。
政府は年末までに、「国家安全保障戦略」、「防衛計画の大綱」、「中期防衛力整備」の3文書を改定するとのこと。記事では改定の焦点が解りやすくまとめてありました。
岸田政権が防衛費の増額を検討している折、焦点となる課題については国民としても関心をもって行方を見ていかねばならないと思います。
とりわけ個人的に注視するのは政府が保有を検討している「反撃能力(敵基地攻撃能力)」について・・・。防衛白書での説明によると、いわゆる「先制攻撃」とは異なるとのこと。法理上、持つことは可能ながら政策判断で保有してこなかった「反撃能力」の保有を打ち出せば、防衛政策の大転換となるだけに慎重な審議が必要なようです。
ただ、現在のウクライナ問題等の世界情勢を見るとき、抑止の力となる「反撃能力」の保有は大事な選択肢であることに間違いありません。悩ましい限りです。(土)
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