この見出しは、今日(7/12)の北日本新聞6面の記事のものです。昨日の参議院定数6増法案の参院強行可決についての記事でした。同紙の2面と6面でこの法案の問題的なことについて報じています。
特に、この法案に盛り込まれた比例代表の特定枠についての問題点は棚上げされたままだとして、「選挙区の合区で押し出される候補者を救済したい自民党のお手盛りで、比例に2制度を混在させる方式が来夏の参院選で導入される。」と、伝えています。さすがの自民党も、世論の批判を恐れて採決時には、「参院全体の経費が増大しないよう十分な検討を行う」との付帯決議も可決したとのこと。でも、定数6増となれば、どうしたって経費はそれなりに膨らむでしょう・・・!? 結局、以前に声高に言われた「身を切る改革」などは、とっくに忘れ去られてしまったようです。もしかしたら、野党議員だって本音では歓迎しているかもしれません・・・。(土)