西日本豪雨災害が日本社会にますます暗い影を落としてきました。しかし、本当に怖いのは働き方改革関連法案成立等で感じる今後の劣悪な労働環境と、そこから一層広がる格差社会ではないかと思います。現在の安倍政権下で「新・階級社会」を形成しつつあると論じるのは橋本健二(早稲田大教授)氏です。その著書「新・階級社会」は衝撃的な事実を突きつけています。氏が言う「アンダークラス」は最も低階層の人々で、その悲惨な状況も著書で伝えてくれています。今後、誰もがこのような階層に陥る可能性のある社会になってしまうでしょう。(土)