実際本展に足を踏み入れる際には実は何も存じ上げていないよなあ、と💦思いつつ入場。
彼は1949年、当時のチェコスロバキア連邦ブルノ市出身。
チェコ出身といえば、最近都美術館で、年齢的には上となりますが、ズビニェク・セカルさんという彫刻家の作品を拝見していますが、彼も1969年47歳の時ウィーンに亡命していて、
東京都美術館「Walls & Bridges: 壁は橋になる」 ぐるっと2021Part3Vol2 - シモキタのtokyoboy
シスさんはお父さん同様映像作家として世に出て、ロスアンジェルスオリンピックの際映像作品制作のため長期米国に派遣され、結果ソ連を始めとする東欧各国が同オリンピックへのボイコットを決定した際、帰国せずアメリカに亡命した人。
従いそれは1982年、未だ60年代のプラハの春がソ連に蹂躙されて、その影響が色濃く残っていたんだろうなあ、とこれを知って思いました。
表紙は彼の初期の作品、自由を求めてサーチライトに照らされる中飛行を続ける、といった作品でした。
その後、アメリカではイラストレーターを中心に活動、ロスからニューヨークに移って、次第に世に出ていくこととなる…
その後、ガリレオ、またソ連時代の閉塞された社会環境などの絵本を描き、それらを会場で見ることとなりました。
ここから筆が進まない…、結構楽しんでじっくり拝見してきたのですが、その時作品に自分がのめり込んでかえって今は記憶が希薄になっている疑惑の今回、その入場料は1,000円。
これが500円割引となり、ぐるっとパス効果は計10,830円となりました。
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