シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

フィリピン中部に台風30号直撃

2013-11-14 | ニュース

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発生時から記録的な大きさを言われていた今回の台風30号。

国際名称はHaiyan(命名中国、海燕(ハイエン)から)だそうですが、最低気圧が895hpaと知った時からこれは”やばい”と思いました…


フィリピンへの上陸はサマール島。続いてレイテ島、パナイ島と島嶼国フィリピンでも大きな島々を直撃、この中部ビサヤ地域に大きな被害を与えました。

参考URL: WSJのサイト

その時点でも竜巻の中にいるようなものだ、と日本の放送局で言っていましたが、恐らく通過時間帯と潮の満ち引きの関係でしょう、レイテ島タクロバンで最も大きな被害が報告されています…


本ブログで何回か語っていますが、tokyoboyにとってフィリピンは米国と並んで2回駐在経験がある国で、殆ど”第2の故郷”と感じている国なだけに状況の推移を見守っています。

地図でご覧になれば一目ですが、フィリピンは正に台風銀座の目抜き通り、に位置しています。

夏の時期ですと1週間に1つはグアム周辺で台風が発生し、先ずは西進してフィリピンを掠め、後は太平洋高気圧の勢力次第でそのまま西のインドシナから中国、果ては台湾から日本へ、と台風の進路は変わっても、大体フィリピンはその影響を受ける訳です…


昨日12日にはフィリピン政府の要請を受けて、国際救援援助隊に続き、自衛隊の派遣も決まったとか。

その規模、人数はまだ確定していないようですが、最大規模の援助を行って欲しい、と希望しています。

先ずは航空輸送能力、次はヘリコプターを含む地上輸送能力の提供でしょう…


個人的にはこの地域、セブ/マクタン島に家族で旅行したことがある以外、足を踏み入れたことはありません。

ルソン島ですとバギオからほぼ南端近くまで仕事で行っていますが、それ以外は観光でパラワン(エルニド)、出張でミンダナオ(カガヤン・デ・オロ)に行っただけ…

でも、タクロバンとかの都市名はかなり頻繁に耳にしていました(確か営業拠点開設の時、セレモニー参加メンバーに入っていた気がします、結局行かなかったけど)し、他人事には思えません。


今回の災害で、改めて太平洋戦争中の日本とレイテ島(勿論、アメリカ軍とも)の関係が思い起こされました。

マニラ、その他(特にコレヒドールとかね)の観光地に行き、日本人と分かると当時の軍票(お金ですな)とかを買わないか、と寄ってきますが、多大なる迷惑を掛けたのは全くの事実ですから、”恩返し”という言葉がマスコミその他で使われ始めているのはやや嫌悪感を持ちますが、この機会は日本として頑張りどころでしょう。


あ、そうそう、今日辺りから赤十字、UNICEFなどの募金活動も始まりました。

tokyoboyも身の丈に合わせて行いますが、ご参考までに私はこちらに:日本ユニセフ協会

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