立山 雪の大谷ウォーク

今日、立山へ行ってきました。
富山に住んでいながら、一度も雪の大谷を観た事が無かったので、一度は観てみたいと思っていました。
今年こそはと天気予報とスケジュール帖を睨めっこしながら算段していた所、今日は降水確率が午前も午後も0%、急遽行く事に決めました。
いつも立山へ行く時は、ケーブルと高原バスを乗り継いで行くのですが、今回はあるぺん村から立山室堂直行バスで行きました。

滝見台からの称名滝



バスの反対側だったので、ちらりとしか見る事が出来ませんでしたが、称名滝とハンノキ滝がV字に流れ落ちているのが見えました。
バスが室堂に着いてからは自由行動。
たっぶりと時間があるので、自由に散策する事が出来ます。
先ずは雪の迂回路パノラマロードを歩きました。



遠くに美しい雲海が・・・。



帰りはお目当ての大谷ロードです。



今年は19mの雪の大谷です。
平成に入ってから2番目の高さだそうです。
パッと見、19mもある様な感じがしませんが、雪を初めて見た外国からの旅行客は大喜びでした。
バスが通るとかなり高い事が判ります。



その後、室堂ターミナルの屋上で、持参したおにぎりとお茶で昼食にしました。
室堂は-6℃と聞いていましたが、全く寒さを感じません。
厚着をして行ったので、むしろ暑い位です。
雲海を眺めながらの昼食は最高でした。



まだまだたっぷり時間があるので、みくりが池の方まで散策してみる事にしました。
360度パノラマの雪を頂いた3000m級の山々は圧巻です。
雲一つ無い青空に美しい山の稜線が生えます。



みくりが池は、雪で真っ白でした。



立ち入り禁止となっている地獄谷の方は・・・。



時折白い煙が上がっています。
時間があったので、みくりが池の向こう側から室堂山荘へとぐるりと一周しました。
ここからも美しい雲海が・・・。



雪を頂いた雄山



室堂ターミナルまで戻ってから、まだ少し時間があったので自然保護センターまでの雪の回廊を進みました。



こちらの方が、雪の大谷よりいい感じかも・・・。
振り返ると建物の屋根に沢山の雪が積もっています。



あんなに積もっていて強度は大丈夫かしら・・・とちょっと心配。

今回の立山は、予想した程人が多くも無く、素晴らしいお天気に恵まれ最高の日でした。
ゴールデンウイークの間とは言え、今日は平日だったので、そんなに混雑しなかったのだと思います。
だだ、ここは外国と思ってしまう程、様々な国の外国語が溢れているのにはちょっとびっくり。
写真を撮ってもらおうと思っても誰も頼めば良いのか判らず、日本語を話す人が来るのを待ってお願いしました。
帰りのバスでガイドさんが、「今日は一年に1度か2度かの良いお天気に恵まれ、皆さん本当にラッキーでしたね」と言っていたので、物凄く得した気分になりました。

初めての春の立山連峰は、神々しい姿で私を迎えてくれました。
何度来ても、どの季節に来ても、本当に美しい山です。