tokotoko花日記

富山発 我が家のガーデニング便り
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秋の弥陀ヶ原とカルデラ展望 VOL.1

2013-10-01 | 旅行記

先日の日曜日、立山カルデラ砂防博物館主催の「秋の弥陀ヶ原とカルデラ展望」に参加しました。

霊峰立山を訪れるのは、施設の遠足で2007年に父と室堂に行って以来になります。

9月下旬と言えば、室堂平、弥陀ヶ原が、紅葉  真っ盛りの時期です。

久し振りの立山と紅葉に、気分も盛り上がります。

中高年のトレッキングの必需品、トレッキングポールもバッチリ購入しました。

少し前からぐっと冷え込んだので、寒さ対策もかかせません。

何せこの時期の立山は、お天気が崩れると、すぐに氷点下 になってしまいますから・・・。

リュックの中に雨具、ウインドウブレーカー、フリース、ダウンのベストをしっかりと詰め込んで、ポーチの中には、手袋、携帯電話、デジカメ、双眼鏡等を入れました。

下着も、家で着ているクールビズのものでは無く、ウォームビズのものをひっぱり出してきて、準備万端。

当日は、さわやかな青空が広がり、とても良いお天気。

博物館の人の話によれば、この企画は、過去3年程ずっとお天気が悪くて、晴れたのは久し振りとの事。

やはり日頃の行いの良さか・・・。

ルンルン気分で出発。

通常立山へ行くには、ケーブルとバスを乗り継ぎますが、今回は貸切バス で一気に弥陀ヶ原まで登ります。

立山連峰は、3000m級の山々が連なりますが、弥陀ヶ原は標高2000m位の高さです。

弥陀ヶ原に着いてみると、お天気が良いので、割と暖かい感じです。

お弁当や雨具等の重い荷物は、バスに置いて、いざ出発。

本来ならば、素晴らしい紅葉に感動するはずが、残念な事に、今年は夏が猛暑だったせいか、紅葉が例年より2週間程遅れているとの事です。

それでも、久し振りに近くで立山連峰を眺める事が出来て、気分は上々。

40人程の参加者を4班に分けて、ナチュラリストの方の説明を聞きながらのトレッキングです。

午前中は、松尾峠展望台から立山カルデラを眺めます。

見渡せば、殆どが中高年。

中には、60台後半と思しき方もおられる様です。

松尾峠までの道のりは、木道をずっと歩きます。

お天気が良いので、日が当たる場所は木道が渇いて歩きやすいのですが、ちょっと日蔭に入ると、湿っていて、うっかり落ち葉の上に足を掛けると、つるっと滑ってしまいます。

途中で、所々立ち止まって説明を聞きながら写真を撮り、またスタートという感じです。

そこで、大事件発生 です。

説明の間に写真を撮ろうと、トレッキングポールを外し、手袋を脱ぎ、カメラを出そうとポーチのポケットに手を入れると、ある筈のデジカメがありません。

ポケットの中は空です。

他のポケットも捜してみたのですが、どこにもありません。

どうも落としてしまった様です。

カメラ は元より、ここまで来るまで撮った、沢山の写真が全てパアです。

博物館の人が、最後に写真を撮った場所まで戻って、捜してくださいましたが、結局見つかりませんでした。

途中でバスの中から撮った、落差350mの「称名滝」の写真も全て無くなってしまいました。

という訳で、いつもは、写真を織り交ぜて書くブログが、ここまでは、文章だけになってしまいました。

止む無く、ここからは、携帯電話のカメラでの撮影となりました。

松尾峠に着くと、立山カルデラの大パノラマが、眼前に拡がります。

左から、天狗山、国見岳、大汝山、浄土山、龍王岳と続きます。

Ca3i0053

次の写真は、一部かぶっていますが、龍王岳の隣に獅子岳、ザラ峠、鷲岳。

Ca3i0054

鳶山、越中沢岳、赤牛岳。

Ca3i0055

水晶岳、ワリモ岳、祖父岳。

Ca3i0056

ナチュラリストの方に丁寧に説明をして頂きましたが、メモを取る暇も無く、帰ってきたら、記憶もすっかり無くなって、山の名前は後で調べました。

でも、携帯電話のカメラでも、なかなかのものでしょ。

本当は、ぐるっと動画で撮影しようと思っていたのに・・・、残念。

まあ、一度みたいと思っていた立山カルデラを見る事が出来ただけでも良しとしましょう。

もしかして、何百年、何千年、何億年の後に、落としたカメラが見つかって、貴重な資料になるかも・・・。なんて、つまらない事を考えながら、カメラの事はきっぱり諦める事にしました。

帰りは、落とさない様、携帯電話を首から下げての写真撮影。

デジカメより、携帯電話の方が、写真を撮るまでの工程が長いので、撮るのも一苦労です。

歩いた木道はこんな感じです。

Ca3i0066

草が黄金色に紅葉しています。

草紅葉と呼ぶそうです。

Ca3i0070

弥陀ヶ原は、火山灰の上に、うっすらと土が積もった状態なのだそうです。

植物の枯れたものが、1cmの土になるのに、百年もかかるそうです。

途中、土が流れて、泥炭層が顔を出している所もあります。

Ca3i0074

餓鬼田(池塘)が所々に点在しています。

Ca3i0076

チングルマの紅葉です。

Ca3i0078

例年ですと、もっと綺麗な色なんですって。

木のてっぺんに付いている実の説明を聞いています。

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笹が生い茂って、足元が殆ど見えない場所もあり、どうしても下ばかり見て歩いてしまいますが、周りは紅葉が始まっている場所もあります。

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ようやく、雲上のリゾート「弥陀ヶ原ホテル」に到着しました。

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この辺りは、5m位雪が積もるそうです。

それが一気に融けて無くなってしまうなんて、自然って凄いですよね。

弥陀ヶ原ホテルの研修室で、昼食を食べました。

研修室からの眺めは、素晴らしい景色でした。

Ca3i0091

Ca3i0092

Ca3i0093

この景色を眺めながら食べる、おにぎりの味は格別でした。

ちなみに、おにぎりの具は、自家製の梅干しとおかか(鰹節)のおにぎりと、これまた我が家で収穫した紫蘇の実の味噌炒めのおにぎりです。

午後からは、ラムサール条約に登録された大日平を歩きました。

続きは、また明日報告します。

コメント (2)
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