東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

今年もきました東北大戦

2017年12月13日 23時39分25秒 | 通常練習

こんばんは470スキッパー2年の塚本です。

 

12月の8、9、10で東北大学学友会ヨット部の皆さんが私たちの本拠地であります八景島にお越しいただきました!

毎年この時期に代交代後の新体制における新人のデビュー戦として位置づけられています東北戦ですが(今年は八景島レースが先に来ましたが…)、今回私はこの大会の大臣として運営の指揮をとらさせていただきました。

 

これまでヨットの大会といえば選手としてか、もしくは少しレース運営の手伝いをするかぐらいの関わりでして、ホスト校として大会の裏でいろいろと動いていくのは初めてでした。そういう意味でこの大会は非常に良い経験となったと思います。チャーター艇集めからレセプション、レース運営、賞状作り、閉会式まで、この1ヶ月間、3日間は矢の如く過ぎ去っていきました。

 

運営中心に動いてましたがもちろんレースにも出場しました。レース形式としては東北大学、横浜国立大学、東京大学の3校の団体戦であります(他にも八景島で練習する学校が参加してくれました)。終わってみれば東大は470、スナイプともに1位、総合も1位と完全優勝という結果になりました!もちろん地の利、船の差があったとは思いますが、それでも東北大学に勝てたということは大変喜ばしいことなんだと思います。ずっと負け続けていましたからね。

1年生は短い練習しかできなかった中で本当によく頑張ってくれたと思います。この頑張りが無ければ優勝はありえないものでした。

さらに付け加えると今レガッタで東大は文字を付けずに終わることを達成しました。これは小松コーチからずっと口酸っぱく言われてきたことで、どんなに小さなレースやコース練習でも文字をつけない意識を持とうと。文字をつけずに結果も出したこと、これはただ勝ったこと以上に評価すべきことなのではないでしょうか。

もう一つ恐縮ながら述べさせてもらうと今回私と1年の斉藤太朗のペアは個人トップの成績をおさめることができました。これも今までで初めてのことでレベルの高いフリートではないとはいえ素直に嬉しいことです。まだまだ詰めが甘いと感じる場面もありましたが、ここで一つ結果を出せたのは良かったというか、ほっとしています。

レース結果はほぼ文句なしの出来でしたが運営の方は反省でいっぱいになりました。ここでは細かく述べません。来年以降、この反省を活かせるようにしていってほしいですね。

 

 

この大会を作っていく中で幾つか根本的な事を思うことがありました。それは「これは形だけになってないか?とりあえずやっているだけじゃないのか?」ということです。開会式、閉会式、エール、ひいては東北大学の方にわざわざ来ていただいてこの交流戦を開催すること、にこれを思ってしまいました。今思うとこの大会がなんとかカタチを成すよう必死に奔走していたような気さえします。

こんなことを思うのも今回が初めてで、1年生の時には何ら不思議に思わずに東北大戦に参加していました。

もちろん他大との交流の重要性、学生が主体となって大会を動かすことの重要性は分かっているつもりではあります。ただ何故このように東北大、横国大との交流が毎年恒例の行事として続いているのか、その始まりに何があったのか、そういうことも一人一人知ることで初めてこの交流戦を行う意味が生まれるのではと。

残念ながら今私は知っておりません、運営をしていながら…ただ大変興味があるところではあります。知っているというLBの方がいましたら是非教えていただきたいところです。

 

少し話が長くなってしまいました。いろんなことを思う大会でしたが、来年はまた違った見方が見えてくるのかもしれませんね。

 

この大会を運営する上で様々な方にお世話になりました。

レース運営を担ってくださいました4年生の方々、全員が運営に来てくださると聞いて部員一同感謝感激しました。ありがとうございました。

大事な船やレスキュー艇を貸していただきました、横浜国立大学さん、立教大学さん、学習院大学さん、横浜市立大学さん、急な連絡でも対応してくださいました、関東学院大学さん、ありがとうございました。

また応援艇としてひんがしを出してくださいました、益子様、伊藤様、穂積様、ありがとうございました。

マリーナの方にも大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

 

これからもこの交流戦が続いていきますように

 

2年 塚本将史

 

 


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