東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

へなへなメンタルを鍛え直せ!

2019年12月06日 01時04分03秒 | レース反省

こんにちは、仰秀1年の板坂 吉純です。今回は、プレアニオルズカップのお話をしていこうと思います。

 

と、その前に先々週の練習について少しだけお話します。先々週の金曜日は、気温が低く土砂降りの天気でした。駒場祭で自分のクラスが大失敗しているというニュースにダメージを受けながら、いつも通り出艇しました。自分は北陸出身ですから、寒さには自信があったのですが、それでもその日はやり過ぎくらいに着込んだつもりでした。しかし、午前中で体が悲鳴をあげました。土砂降りの雨と強い風、帽子もかぶらず突っ込んだ自分は本当に大バカ野郎です。先輩に頼み、人生で初めて途中離脱という苦い経験を味わいました。

 

その次の週にプレアニオルズカップがあった訳ですが、先々週の失敗、そしてレースということで出艇時には、不安でいっぱいでした。しかし、無駄に全日本選手権に出させてもらった訳ではありません。いざレースが始まると、全日本選手権の経験が活きて、覚悟を決め、体は集中モードになりました。1レース目と2レース目は、比較的集中して取り組むことができ、満足のいく出来だったと思います。しかし、3レース目に事件が起こりました。スタートに失敗し、人生で初めてX旗なるものが自分たちにあげられているのを目にしました。仰秀がペナルティーをくらっている間に、次々と他の艇が前を走り去っていきます。この瞬間は今でも忘れません。終わったと思いました。もう無理だ、どれだけ自分が頑張っても、と。しかし、終わってみれば順位は2位。一上と二上で追い上げ、先頭の神戸大学の船とはあともう少しのところまで迫っていました。ゴールの瞬間、スタートの失敗も忘れ、上マークでのスピンの回収ミスさえなければ、スピンをもっとしっかり捌いておけば、と数々の失敗が自分の頭に浮かんできました。結局はレースを諦めた自分の失敗が、足を引っ張って負けてしまったのです。スタートの失敗なんか関係ありませんでした。

 

諦めた自分がレースをダメにしてしまった。先々週の練習も、確かに寒かったですが、きっと諦めて帰ろうとした自分がいたから、離脱という決断に至ったと思うんです。「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がありますが、ヨットレースも最後まで何があるかわかりません。だからこれから自分は、どんな失敗でも最後のフィニッシュラインまでベストを尽くせる、技術、そして何よりメンタルをつけて、次のレースに挑もうと思います。

 

と、言ってこの一週間自分をいじめにいじめまくった結果、体調を崩しました笑 インフルエンザも流行っていますから、体調に気をつけて練習を頑張りたいと思います。

 

これからも応援の程、よろしくお願い致します。



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